“コロナ”のせいにした月例景気判断「死んだふり作戦」はうまくいくか
ぜんぶコロナのせいとする論調には違和感がある。コロナが出てくる以前から経済に陰りが出ていた事実をどう説明するのか?
わたしはそう思っていた。
や、正確には色んな人の意見を聞いていて
コロナの問題はその感染力(直接感染という凶悪的な感染)の大きさによって経済活動を途絶えさせてしまったことがもっとも大きな問題だと思っている。
つまり時系列で言うと
①中国経済バブル
②中国経済バブルが下火
③製造業を中心に対中国貿易に陰り
④消費税増税で国内消費に陰り
⑤中国春節 コロナ発生
⑦コロナ 世界中に広がる
⑧コロナ 感染拡大を防ぐために自粛規制
⑨インバウンドアウトバウンドともに需要消滅
⑩資産バブル崩壊とコロナによる経済活動停止状態のダブルパンチとなる(ついでに為替リスク、REIT低迷、ビットコイン、原油安も同時に起きた)
この順番である。
わたしはこの記事の内容に深く
納得させられた。まさに
コロナのせいにしたがっているかのような
政府の発表である。
コロナのせいにして
一時的なものにして
その不況は前から来ていたことを
うやむやにしたいかのごとく。
日銀は金融緩和という名の元に
無限に資産を増やし続け、
いまや日本国内のほとんどの企業の大株主。
政府と日銀は独立した組織とかゆって
おもいっきり政府のいいなりになる日銀。
世の中のありとあらゆる株を保有して
無限にふくれあがる金融資産。
GDPの4倍を超える資産を持つ日銀。
それは資産という名の借金。
それを払わされる国民は
一体何千年働けば返せるのだろう。
返さなくてよい借金ですか?
金融資産が弾けたりしないのですか?
日銀の資産はバブルでは無いのですか?
もはや、誰にも救えない次元になってしまった。最後はすべてが破滅の道を辿るだろう。バベルの塔は神々の怒りに触れて崩れたように、たかくたかく築き上げられた資産バブルの塔はいつかくだけちる運命である。
そのことを知っていてなお、
金融資産を増やし続けるみらいに、
本当のみらいはない。
みせかけの、つぎはぎだらけの
みらいに、価値があるはずがない。
みらいを作るのはいつも人の努力だ
それはありもしない金融資産を
右から左に動かすだけで巨額の富を産む
マネーゲームからは生まれない。
それじゃあ。またね(了)