「一生、お金に困らない」ために必要な“3原則”とは?投資家の父が10代の娘に伝えた「お金でモノを買うだけでなく、お金に働いてもらう」ことの重要性を解説|ダイヤモンドZAi最新記事|ザイ・オンライン
引用されたのは
有名なベストセラー。
お金を働かせる。
つまり投資をせよと説く文脈だ。
100ドルで買えるモノと100ドルを
対価交換すれば100ドルは失われる。
しかし、100ドルで買える資産を買えば
資産は1年後少し増えているかもしれない。
とまあこんな文脈だろう。
当たり前だが、投資した資産は
買う人がいなくては売れない。
100ドルで買った資産を
100ドル以上で買ってくれる人がいて
初めて、数ドル〜数十ドルのお金がもらえる。
当たり前だが、
買う人がいても100ドル以下であれば
損をする。
当たり前だが、
売り買いする際の手数料もかかる。
また、いつ高値で買ってもらえるか
誰にも分からない。
買った数秒後に現れるかもしれないし
1年経っても現れないかもしれない。
当たり前だが、
100ドルで買った資産を売ろうにも
50ドルでも、25ドルでも売れないこともある。
それが、資産運用である。
利確と言えばそれらしく聞こえるかもしれないが、買った資産を誰かに売ってはじめて利確する。それまでどんなに高騰しようが売れなければそれは、取らぬ狸の皮算用をしているだけだ。資産価値というものは常に変動性を備えており、時価で取引されるものの価値などあってないようなものである。
何度も言うが、買ってくれる人が現れなければ、例え100ドルで買った資産が1000ドル、1万ドルと膨れ上がったところで、なんにもならない。エイやっと売った時に1000ドルのつもりが、約定時に80ドルになっていることなんて日常茶飯事だからだ。
そんな泡(バブル)のような価値など
ウィズコロナのせかいには、全く必要のないものとなろうとしている。長嶋修せんせいの言葉を借りれば、少なくともあと7年でそれらは無価値になるか、崩壊するだろう。それまでに荒稼ぎする?それが出来るのは、巨万の富を持つ大富豪だけである。
そのことにそろそろ気づくべきではないだろうか。
ウィズコロナ、アフターコロナの私たちに錬金術はないのだということを。
それじゃあまたね(了)