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調査から判明:営業職の約半数がテレワーク未実施――“反対派”の7割は40代以上 (1/2) - ITmedia ビジネスオンライン



できることとできないことがある。

営業職のテレワーク(リモートワーク)化について。営業職は外回りが基本とされている。良し悪しではなく他の企業に出向く、または一般消費者のもとに出向く、または来店してもらう、来社してもらうなど、対面をベースとした業務だからだ。会社の外の人との面談は社内だろうが社外だろうが外回りだとするならば営業職はzoom面談でよい。しかし面談の代わりとなるツールが出てこれば来るほど、面談の価値は上がる。わざわざ会いに来てくれてありがとうという意識は高まるだろう。逆にzoom面談が直接の面談を拒否する理由にもなるのが営業にとっては辛いところだ。

わたしも営業職の端くれとして日々業務に当たっているがやはりそれはいかにクライアントに貴重な体験を提供するかという点で対面を提案することはある意味まだ礼儀として成り立つ気がしている。もちろん相手あってのことなので面談をzoomでと言われればそのようにするが面談の質、つまり、zoom面談における商談のクロージング率は決して高くはないとおもう。場の雰囲気で押し切れないからだ。

営業はクライアントとの距離感、空気感の一体化を意識する人が多いと思う。合意形成における一体感の重要度はとても高い。同じ目的に対して、営業がクライアントとともに並走する姿勢こそが理想だからだ。その点においてzoom面談は物理的距離感があるためか心理的距離を埋めることは難しい。テクニックでなんとかなるのかもしれないが、そのテクニックはまだ日本人にとっては未開拓である。もちろん受け手にとってもそれは同義である。

お互いの共通意識から一方方向へのベクトルが重なったときにプロジェクトは正しい方向へドライブしていくのだ。

 

この話は営業のしやすさという意味であって、テレワーク(リモートワーク)の是非とは関係がない。さきほどもいったように、テレワークで商談ができるのであれば(成約が取れるのであれば)、テレワークでよいはずである。だがしかしわたしはやはりそうは思えないのだ。アウェーの空気をものともせずに果敢に立ち向かってこその営業ではある。別に朝出勤しなくてもいい、会社にすし詰めになる必要も無い。けれど営業部門の一体感無くしてクライアントとの距離を詰めることは叶わないし、目標達成という命題にともに挑む仲間が側にいてこそのトライアルであることを思えば、一人一人が高い意識を持ち、時間管理能力に長け、かつ実行力や任務遂行に対する責任感が漲るようなメンツでなければできはしないだろう。体を壊すほどに鞭打って頑張ることだけが営業とは思わないがそれでも辛く険しい精神面でのつらさをわかちあうためには、zoom会議、リモート面談では孤立無援を強めるばかりで、精神的負担は個々の営業に重くのしかかって来るのだ。チームで動くからこそ会社なのであって、個々がそれぞれに動けばそれは個人事業主の厚みまりであり、フルコミッションの過酷な現場に身を投じることでさらなる成果をあげられる人ばかりでは決してないのである。

でも、通勤は毎日しなくてもええやん。

会議はzoomでええやん。

 

わたし?会社に朝出勤するのはわたし的にはそっちのほうがストレスフリーみたい。だからいま会社の事務、制作チームが誰もいなくて営業だけの会社はなんだか理想的なのかも?同じ立場の人が集まってこそ切磋琢磨できるとおもうわたしです。

 

それじゃあまたね(了)