ニッカンスポーツ: 「幸福実現党」七海ひろこ氏が都知事選から撤退
ニッカンスポーツ: 「幸福実現党」七海ひろこ氏が都知事選から撤退.
え？と思った。
立候補してから突然、
何か嫌になったのかなと。
わたしがこの記事を見て最初に思った感想。
出馬した七海ひろこ氏。
それがどうだ。
東京都知事選挙に立候補した22人のうち、
まるで5人の中から選んでくださいと
言わんばかりの偏向報道に対する
アンチテーゼだというではないか。
わたしはズキっと心が痛んだのを感じた。
確かにあらゆるメディアで22人全員を
扱っているものに出会っていない。
大抵が、山本太郎氏をはじめとする
ある程度絞られた5人に集約していた。
まあ、わたしは都民ではないので
そんなもんかな、という視点で見たのだが。
現職の小池百合子都知事、NHKから国民を守る党の橘氏。あと、高齢の方、そしてもうひと方。名前は忘れてしまったが。そんな5人を見てわたしは「どの人にすべきか」なんて考えていたものだ。まるでこの5人から選べと言われているかのようだ。
たしかにこの七海ひろこ氏という方がどんな方で、どんな想いで出馬を決意したのかなんてよっぽど調べないとわからない。しかし、この5人の候補についてはかなり比較検討材料をテレビやネットで見かけることがある。都民ではないのに。
そこに対する異議申し立て。
それは素晴らしい意見だと思う。
けれど同時に立候補辞退という選択肢は
どうなのだろう。選挙は1人ではできない。
チームワークだ。それは1人を助け世に送り出すようなものではない。
仮に都知事になったとすると
さらに多くの人のまとめ役としての
力を求められる。それが都知事に求められるバランサーとしての役割の人つであろうことを思えば、やはりここで投げ出すのは、その資格が無かったのだと自ら証明するようなものである。少なくとも幸福実現党の人達に対する申し訳なさのようなもの、さらに身近で支えてくれた選挙事務所の人達になんて詫びを入れたのだろう。そんなことの方が気になってしまった。
選挙に立候補した以上、
途中で棄権することが出来ないというのも
初めて知ったけれど。このままなんの選挙活動もせず、無意味な時間と労力とある程度のお金をかなぐり捨ててまでやることなのだろうか。辞退のキャンセルはないのだろうか。そんなことばかり考える私です。
それじゃあまたね（了）
