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アメリカ人が「日本人の同調圧力」に感心する訳 | ニューズウィーク日本版 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準



マスクをしなさいという同調圧力

コロナ感染防止対策としてのマスク着用が全く的はずれな対策ではないのだとしたら、それはこの記事の通りだ。しかし、わたしはどうしても、飛沫感染よりも、接触感染の可能性を高く感じているひとりである。しばしば語られる三密の回避。感染者がそこに1人でも混じっている場合、その人が触ったもの、その人から発せられる飛沫、さてどちらから1番感染する確率が高いだろうか。どう考えても前者だろう。ただし、コロナ感染者が触れたもの全てにコロナウィルスが潜んでいるのか?という検討も必要である。わたしはその点について明確な情報を持ってはいないが、やはりなんといってもトイレでの感染という線はかなり濃厚であると思っている。排泄されたモノ、それを、流す時に使う水洗の水しぶきがトイレの便座、および、空気中に飛散するという可能性だ。どこかの記事では、コロナウイルスに感染すると高い確率でお腹を壊す。そしてトイレに行く。そこでウィルスが壁や空気中に残ってしまう。……という流れだ。こうなってしまってはいくら三密を守ったところで、もっと言えばマスクを着用していた所でなんの効果も発揮しない。

 

ただひとつ、この記事のような国民性が、感染防止に役立っているのは、自粛という行為そのものかもしれない。飲食店やライブハウス、劇場、旅館など、人を不特定多数集めることで利益を得ているような業態が自粛によって受ける経済的な打撃の大きさは計り知れない。もはや、それを補うこともできそうにないレベルに達していることを思うと、やはり同調圧力を、日本人特有の美徳とするには、なんだか諸刃の剣のような危うさをどうしても感じてしまう。対策しなくていいという訳では無いが、コロナとの付き合い方をそろそろ本気で理解しつつ、しっかりと普段の生活および娯楽を楽しむ余裕を忘れないで明日からの平日を過ごしていきたいものだなあと思う日曜日の夜でしたとさ。

 

それじゃぁまたね(了)