ムジカのぶろぐ。By @ryoushitsu

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ASCII.jp:iPhone歴12年が「Pixel 4a」に乗り換えて感じたAndroidの良さ (1/3)

 

iPhoneからAndroidへ。

私もそのひとりだ。iPhoneはそのデザインの革新性において他の追従を許さなかった。iOSの完璧にデザイン尽くされたシステムの美しさ、そして、プレミアム感とベーシック、シンプルかつ贅沢な逸品としてのフォルム。それらが高次元においてそれぞれが妥協なく交わりながらiPhoneというブランドを作り上げていた。iPhoneを持つ、そのことが、ステータスであった。学生のときにそれを手にしていたらやはり他は選べなかっただろう。事実、リアルタイム世代は、iPhone一択だと聞く。理由はふたつ。操作方法が分からない時に聞ける「安心感」、そしてもう1つがairdropによる、画像や動画の共有しやすさであった。彼氏彼女がAndroidユーザだと、恥ずかしいという意見すらあったという。今はどうなのだろう。今の高校生と話をする機会など皆無なので検討もつかないがおそらくまだそういった考え方も残っていたりするのかもしれない。しかし、である。この筆者が気づいたように、SNSを使い倒すからSIMフリーに転向した人が、先ずぶつかる壁が、本体の買い替えである。iPhoneは、高級品だ。SIMフリーで買おうものならかなりの高額の支払いを要求されてしまう。ハイエンドモデルにしか興味がわかないので、下位モデルに買い換えるという選択も選びにくい。単にダサいと感じる。それならば、この筆者のようにわたしも、それなら、誰も持っていなさそうな(持ってるかもしれないけど)機種を吟味して、それが今使ってるiPhoneとほぼ同等の機種でありつつも、価格は半分以下であったりするAndroidに乗り換えたのである。わたしはもうAndroidに変えてから3機種目だが、全く不満がない。記事の中にあるように、イヤホンひとつ取ってもそうだし、lightningケーブルの高さは異常だ。そしてなにより、ホーム画面に飽きてしまった。誰が見ても同じホーム画面に耐えられない。2画面だったり、Androidは機種ごとに独自の機能があったりすることもわたしの人と違うものを選びたい欲を刺激してくれる。あと、Android軽いよね、ほんと。iPhone重すぎだよ。まあ、わたしはiPhone8を会社から支給されていてそれを使っているわけだけれど。とにかくiPhoneはめんとくさい。セキュリティが高いのはいい事かもだけど、なんだかガチガチすぎて、居心地が悪い。アプリを基準に考えるなら確かにiOSの最新版が必要だろう。ゲームとか。わたし?やらないもん。スマホゲーム。だからSNSが出来ればOKなわたしは、この筆者のようにAndroidで全く問題ない。Androidもいろいろあるから選ぶ楽しさもある。わたしはもはやiPhoneに戻る理由は全く持ってない。なにやらiPhone12の発表会が近々あるらしい。わたしは話題のひとつとしてそれを知りたいとは思うけれど買いはしない。いつのまにか、Appleという会社はわたしとは全く相容れない高級ブランドのそれとなって、眼前に立ちはだかる壁となってしまった。それはベンチャー企業としてうなぎのぼりの人気を獲得した当時を知る自分からすると寂しさもある。スティーブ・ジョブズ氏に傾倒していたわけではないが。それでも。世の中は彼を抜きにして巡っていく。その結果がこのような成金主義だとすると、なにやら資本主義のくだらなさというか、もやもやとした言い表せない何かを感じざるを得ないのである。

 

それじゃあまたね(了)