ムジカのぶろぐ。By @ryoushitsu

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学び直しは激変時代の「命綱」 転職準備にも一役|出世ナビ|NIKKEI STYLE

 

私の今年のテーマである。

学び直しはわたしが掲げたテーマだ。転職を決意したのは前職がつまらなくなった訳ではない。まあまあ楽しかった。やりがいもあった。けれどもふと、知識やスキルがこの先すぐに陳腐化してしまうのではないかという恐怖が私を襲った。そして思ったのである。学び直さねば、と。学び直しで思うことは私の場合、自動車免許の取得だろう。若い頃わたしは転居を繰り返していた。免許証の住所を変更することを怠りわたしは免許失効という憂き目にあったことがある。そしてすぐさま自転車に切り替え、自動車免許の再取得をする羽目になった。その際提示された選択肢は2つ。ひとつは自動車教習所に通い直すこと。そしてもう1つが試験場でいきなり免許のテストにトライすることだった。再び自動車教習所に通うだけの授業料を浮かすためにわたしは後者を選んだのである。その結果、4度目のトライによって学科をパスし、その後続く実技テストも3回目にしてパスすることができ、ようやく免許の再取得をすることができたのは、免許失効から3ヶ月が経っていた。仕事の休みを全て試験場に向かう日に当てたわたしは、午前に試験を受け、午後に不合格と言われとぼとぼ帰るというあの日々ほど惨めな休みを過ごしたことは無い。それくらいになにをやっているんだという失望感は凄まじいものがあった。しかしそれでもその苦行を成し遂げられた理由に、どんなに惨めな状況でも応援してくれる家族がいたこと。そしてその状況すら楽しめている自分がいた事に気がつけた。苦行ではあったが、誰かに言われてやっていることではない。わたしがやるぞと決めたイバラの道だった。前置きはこれくらいにして、今回の本題である。学び直しを決めた去年の私。それはまさにこのときの免許を取得し直した私を思い出していた。つまり、わたしはやる気になればなんでも出来るのだという自己肯定感。わかりやすい自信であった。仕事の学び直しを考える時、取れうる選択肢は2つ。専門学校や大学などに通って学ぶ方法。そしてもう1つが試験場……いや、この場合は直接業界に飛び込んで切磋琢磨する方法。もうお分かりだろう。私がとった方法こそ、後者であった。そしてわたしはとりあえずやってみたかった業種をピックアップしたいと考えた。そしてそれは有り得ないほどにいい。だって学び直しだから。そして速攻でわたしは転職サイトに登録。転職カウンセラーに相談をしたのだ。そこで私がひとりで検索するより求人票を探しやすいだろうという目論見だったのである。まるで川で砂金を探すようなやり方で私の仕事探しは始まった。その結果は……まあ時間とお金はかかったが、納得できる仕事に着くことができたと思っている。前職でために貯めた有給2ヶ月まるっと使って転職活動した甲斐があって、退職前に決めることに成功した。転職先を見つけたわたし。やれやれと安堵したと共に、とてつもない不安感に苛まれた。もちろんそれは全くの未知の世界ではないけれど、昔携わった業界への再突入。まさに、テーマ通りの学び直し。私にとって10年前に途中で諦めた道を再び、である。あれから10ヶ月経った。わたしは学び直しは間違ってなかったとおもう。確かに去年の3倍は働いている気分ではある。年齢もかなり若返った気分だ。確かに辛い。確かに大変だ。けれどそれは中長期的に考えたら財産である。わたしがこれから30年、40年と頑張るために。

学び直しはこれからも必要である。わたしは今の学び直しをひと段落したら次はどんな学び直しをしようか。諦めない限り失敗も学び直しのひとつなのだから。

 

それじゃぁまたね(了)