ムジカのぶろぐ。By @ryoushitsu

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【特集】『鬼滅の刃』ブームに“全集中”!話題の“雷の神社”、“岩を切った”あの場所も...観光地の救世主に(MBSニュース) - Yahoo!ニュース



ブームとは乗っかることが正しい。

鬼滅の刃ブームは収まるどころかますます勢いづいている。私自身そのことについて何度もブログで取り上げてきたので今更感もあるのだけれど、わたしだって土曜プレミアムで放送されるまでは傍観者であったわけで。そこから一気に鬼滅の刃の世界観に触れ、SNSやニュースで連日賑わう話題についていけるようになってきた所だ。鬼滅の刃はあらゆる業界とタイアップすることでさまざまな経済効果を生み出していることは今更言うまでもない。そのひとつが観光業。インバウンド狙いのお店や観光地が軒並み苦しむ中、国内需要の喚起という目的で鬼滅の刃とタッグを組んだ。そしてそのどれもがかなりの反響を呼んでいる。それは映画の興行収入の記録に最終的には結びついている。まさにwin-winであり、三方良しである。鬼滅の刃のコラボによって国内需要が刺激され、普段来ないような客層が押し寄せる。コスプレ衣装に身を包み、撮影を行うファン。そこで鬼滅の刃を思わせるグッズがあれば購入していく。手ぬぐい、巾着、扇子、お面、なんでもござれだ。それは鬼滅の刃という世界観に触れ、感化されたファンがその世界観を思わせるグッズを手にすることでさらにその世界に浸れるというメリットをもたらす。しかもそれはそこでしか手に入らない思い出付きだ。買いたくなるのも無理はない。鬼滅の刃、旅をした思い出、そして、それらを家に持ち帰ったとき、そのグッズを見てまた思い出すのだ。鬼滅の刃はいい、と。そして、それを全力で楽しんだ自分自身に満足げな笑みを浮かべる……。なんという素晴らしいことだろう。まるで、アイドルのコンサートに足を運んで、会場限定グッズを買い込み、それら戦利品を持ち帰った後でも家で眺めながら楽しむ。すべての楽しみの中心にある鬼滅の刃という作品の素晴らしさ。そして、その世界観を体現するべく、2度、3度と繰り返し映画館に足を運ぶのである。素晴らしい。なんという素晴らしさ。まさにコンテンツの力だろう。エンタメ性に富んだコンテンツを生み出すこと、魅力的なキャラクターを作り出すこと。その2点において、日本は世界トップレベルの国だと思う。これだけ世の中が混沌とし、いまもなおロックダウンを余儀なくされる国が多い中、それでも前を向き、コンテンツ産業が盛んである我が国日本。それは世界で見ても私たちだけの素晴らしい魅力だ。日本は素晴らしい。コロナ禍においてもその勢いは増すばかりだ。誰かも言っていた、日本のアニメが改めて世界を席巻する日はもう間近である。なにせ、動画配信サービスは世界共通なのだ。拡散性はお墨付きである。今思えばYouTubeや、Netflixや、Huluがここまで世界基準となったことは、すべて日本にとってメリットとなった。行ける所まで行って欲しい。いまや、鬼滅の刃は、希望そのものだ。

 

それじゃぁまたね(了)