ムジカのぶろぐ。By @ryoushitsu

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「若手が流出しない会社」と「逃げられる会社」の違いを生む“社員エンゲージメント”の高め方 | THE21オンライン



難しいからこそ大切なことを指摘している。

主に若手社員に伝えるべき2つの要素として指摘した内容が面白い。結論から言うと、ひとつはこの組織がいかに価値のある存在でどんな価値を顧客に提供できているのかという情報。もう1つは、この仕事を通じてどんな成長が望めるのかという情報。その2つをしっかりと伝えている会社は若手が離脱しない。結果、しっかりと人が育つ。人が育てば会社は成長していくという寸法だ。この2つについてわたしはまさにその通りではないかと共感出来る。現にわたしは今の職において、1つ目の存在意義も感じているし、2つ目の学べる要素についても日々感じているからだ。これは明確に言葉として上司から発せられたワードではないが折に触れてわたしは感じている。それは恐らくほかの社員も同じなのだろう。若い力が集まっているにも関わらずその高い結束力はどこにあるのかと常に感じていたところであったがこの記事を読んで確信した。記事の指摘する2つをダイレクトに社長が一人一人に伝えている稀有な会社だからだ。社長が雲の上の存在になる会社は多い。私もそんな会社ばかりだったと記憶する。しかし今の会社にそれがない。肩を並べる先輩のような佇まいであり、厳しくも頼もしい存在である。さらに言えば全体会議なるものが毎月1回あるがそれは売上の数字を赤裸々に発表する場でもある。つまり経営に関わっているという実感値すら与えてくれているのだ。その姿勢がこの会社の存在意義を数字の面でも表してくれる。もちろん、地域に根ざした企業であるので、その意義も明確である。そして、得られる成長についても週次単位で行われる研修の存在が、より高度かつテクニカルな営業スキルのマネージメントされているとはっきりと実感出来る。それは確かに部活のようなトレーニングに近いそれだが厳しくあるだけに自らの成長を促すことが出来る鍛錬になっているのだ。このことからわたしはこの記事の指摘する内容は実感値をもって理解出来る。また、2ページ目に指摘される部下のエンゲージメントを高めるための行動に、中間管理職が寄与しているという指摘は難しいと言わざるを得ないものの、ヒアリングを重ねる中で用意された答えが言えなくなり、本音で話すしかなくなるという作用についてはまさにその通りだと痛感した。人は1度や2度ならその場のトークでやり過ごすことは出来る。しかし、それが毎週単位ともなれば話は別だ。本音で話さなくては話が続かなくなる状況を自然に作ることができるのであればこれほどマネージメントする側にとって有意義な時間はないだろう。もちろん、部下側にとってもどこまで話せるのかは回数によって変わるだろうが、これほど本音を語れる機会が減ってしまった現代の職場において、少しでも言いたいことが言える場があるのであればそれは貴重な時間となるはずだ。中間管理職がそれを担う点についてはおそらく無理だろうけれど、それ以外における指摘は概ね正しいと感じる良記事だ。あなたはどうおもう?

 

それじゃぁまたね(了)