ムジカのぶろぐ。By @ryoushitsu

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メガバンクが本気で始めたポイントサービス、最もお得な銀行はどれだ! | News&Analysis | ダイヤモンド・オンライン

 

ポイントサービスに弱いわたしたち。

これまでポイントサービスと言えば、会員カードを作って買い物時に提示することで貯められるサービスが主流だった。それがカードが電子化され、スマホの中に入ったのが数年前。そこからさらに進んだ形である。まだ全容は定かではないが、この記事を見るに、三井住友銀行と、三菱UFJ銀行の2行はポイントサービスを始める。いつから?6月中旬だ。実際に付与されるのは7月からだろう。どうやったら貯められるのだろう?その辺を記事から拾うと、ネットバンキングにログインしたり、何らかの振替したり、デビットカードで決済するともらえる、とある。使ったら使った分に応じてポイント付与ではないのだろうか。これを見る限り、三菱UFJ銀行が行う各種サービスを利用することを促すことを目的とするようだ。つまり、沢山使ってもらうというよりは、三菱UFJ銀行のネットサービスを使ってもらい、ATMや、窓口業務の簡素化を図ることで、業務のスリム化、手続きの簡素化、そして、あらゆる業務のコストを削減しようというものらしい。年間に300ポイントが貰えると聞いて、ラッキーととるのか、それだけ?と考えるのかでこの記事の内容への関心度がガラリと変わるだろう。1ポイント=1円であることから、300ポイントは300円である。チリツモではあるが、300円もらえなかったものがもらえるようになるのだ。人は得をしたい欲よりも、損をしたくない欲の方が遥かに強いので、この手の話は、引き出し手数料220円を気にする主婦層には響くだろう。わたしも300ポイントは貰えるのなら貰いたいと思っているひとりだ。一昨年の消費税増税のタイミングでほぼ現金を持ち歩かない生活にシフトした私からすると、もはや、デビットカードは主力選手である。paypayなどの各種QRコード決済も使うが、そちらはややスマホ画面を起動しなくてはいけないという心理ハードルが働き、少しずつ気後れし始めている。その点、デビットカードはクレジットカードのような手軽さで使えるし、なんなら、非接触分野では、Suicaなどの交通系ICカード(わたしのエリアではmanacaであるが)が最強である。つまり、いまの私の決済手段のエースは、三菱UFJ銀行デビットカード、および、manacaとなっているのである。その2選手のひとり、エースストライカーの三菱UFJ銀行がポイントサービスを始めるというのだ。しかも、共通ポイントのPontaカードである。素晴らしい。これはわたしにとってビックニュースであり、例えそれが年間にして300ポイント程度のものだとしても、十分にインパクトを持つニュースとなる。常日頃から現金で払う時に何のポイントもつかないことに、先程の損をしたくない欲を刺激されてきた私。そこにさらにデビットカードにポイントが付与されれば鬼に金棒である。たとえ少額でも十分すぎるほどだ。ますます現金を持ち歩きたくなくなった。このサービスが開始されればまっさきに利用申し込み手続きの方法を調べなくてはならないだろう。そこに費用はかかるのか。なにか別のサービスでポイントは貯まらないのか?興味は尽きないのである。逆を言えば銀行はそうまでしないといけないほど追い詰められているとも言える。ポイントとはつまり銀行にとっては利用者への借金だ。そうすることで他行から預金を移すことが出来るとも思えない上に、大きな勝機が生まれるとも思えない。どちらかと言えば解約阻止のような、利用者還元サービスの一環に思える。そもそもが給与振込のメイン口座として使われることの多い三菱UFJ銀行である。そこからさらにポイントを導入することでメリットは本当にあるのだろうか。ある程度ポイント還元率を操作することで、利用者を恣意的に行動させることは出来るだろう。つまり、使って欲しいサービスのポイントを高くすればいい。これはもしかすると広告費を削減しそれを原資に利用者への還元をしようとするものに見える。メガバンクと取引したことはないわたしであるが、広告業界に携わるものとして、この決定にはそんな今の世の中の広告費に対するシビアな目が感じられなくもないのがつらいところだ。だが1ユーザーとしては金利を受け取ることが望めない今、少しでも頂けるものがあるのなら頂きたいと思うのもまた事実なのである。ローンは組まないけどね。

 

それじゃぁまたね(了)
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