ムジカのぶろぐ。By @ryoushitsu

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キャッシュレスで格差拡大も 日本はなぜ「現金主義」なのか | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)



先日、自動車税をPayPayで支払った。

これまでもわざわざコンビニで支払い用紙を使って払うことにかなりの無駄足感があった。それでペイジー決済などが出来る場合は積極的に使いたいと思っていた矢先、ついに私の住んでいる地域でも自動車税をPayPayで支払えることになったとPayPayの通知で知った。それならばということで早速PayPayに必要な資金をチャージしていざ支払ってみると、案外すんなり出来た。それだけではなく、25000円の支払いで、157円程度のキャッシュバックがあったことにはいささか驚かされた。これまで、PayPayで買ってキャッシュバックがあるものは食品や玩具などに限られており、各種税金の支払いや、金券、切手等の支払いには使えなかったということもあって半ばそういったことはあらゆるシステムの都合上、無理なのだと思っていた。税金なんて絶対に無理でしょと思っていた私の常識は見事に打ち砕かれた格好である。わざわざコンビニで支払うことと、わざわざコンビニのATMで現金チャージすることの何が違うのかと言われれば工程としてはさほど変わらない。いや、コンビニのATMで引き出しをする訳にも行かないので(手数料だ)、さらに別で銀行ATMに出向いている。その言う意味で手間がかかっているのは事実だ。しかし、その手間をかけたことで、157円のキャッシュバックがあったというわけである。これは何だ?手間賃か?もちろんこれは支払いがスマートになったように見えるだけで何もスマートになどなっていない。しかも、支払い用紙を貰える訳では無いので、車検などの際に必要な書類を受け取るまでに2週間以上のタイムラグが生じるという。なんだこれは。車検が近い場合にこの支払いをするのはダメということか?この点については正直よくわかっていない。また、今回25000円というやや大金をPayPayで支払ったことで、PayPayの還元率も上昇させることができた。これはさらにPayPayを使う理由になることだろう。まぁそれだけと言えばそれだけである。しかし、今回の自動車税に限らず、わたしは現金で支払うことにかなりの躊躇が生じていることも事実であった。わざわざ銀行で下ろしたお金をコンビニ等で支払う。それをする理由がわからない。税金など銀行から引き落としてくれればそれでいいと思うくらいだ。しかし、政府はわたしの銀行口座を知らないので、わたしが直接銀行窓口に出向い手続きをしないといけない仕組みになっている。そんなのはゴメンだ。勝手に引き落とししてくれるのはある意味で便利だが、忘れた頃にやってくる自動車税NHK料金や、市県民税というものは手間が省けるというだけで銀行引落としになっているのはいささか嫌なものである。NHKは集金の営業?が来たのでやむ無く手続きをしたがこれだって本当はデビットカード払いなどにしたい。PayPayでもいい。銀行引き落としのメリットは、単に忘れなくていいというだけだ。得はない。だからと言って現金で支払っても同じだ。手間がある分損した気分すらある。そこにPayPayが間に入ることで手間賃が貰えるばかりか、還元率も上がる。もはや現金で支払うことのメリットなど、支払う側にはコレっぽっちもないのだ。支払ってもらう側は現金をすぐ手にすることが出来るというメリットはあろうが、それのために、なぜわたしがなんの得にもならない現金払いをしなくてはならないのか。フェアな関係ではない様に思う。いや、PayPayなどの支払いにこだわるのは、支払う側だけにメリットがあるのか?受け取る側(つまり支払ってもらう側)には、クレジットカード決済よりも手数料が安く、キャッシュフローもクレカよりは早いだろう。そういう妥協点という意味で、QRコード決済はあってもいいはずである。少なくとも私はそう思うし、少ない金額をクレジットカードで決済をされるよりはお互いにまだマシであるはずだ。だからこそ、クレジットカード決済を嫌う店舗こそQRコード決済を導入して欲しいと思うのだが、なぜだかどうして、飲食店ではクレジットカード決済を導入する傾向にある。なぜだろう。クレジットカード決済のほうがいいという理由はどこにあるのだろうか。単に、どちらも嫌だが、クレジットカード決済をして来る人がこのコロナで増えたからやむ無く、という理由がありそうである。このキャッシュレス決済でその機会を大きく伸ばしたのは、QRコード決済ではなく、クレジットカード決済だからだ。結局は使いやすいものに需要が映っただけで、現金払いは少しずつ減っているように思う。まぁ、今私が仕事の最中にコンビニに立ち寄ったとして、前後の支払いが現金払いであることの方が圧倒的であり、わたしが交通系ICカードや、PayPayで支払うと、なんだか物珍しい雰囲気になるのは、私が住んでいる地域が田舎であることの証拠なのだろうけれど。現金払いがこれだけ多いのは日本が災害大国だからというのは確かにあるだろう。いくらスマートな支払い方法だからといっても、いざ地震や台風で電気が止まってしまうような事態になればスマホで支払うことなど不可能だ。だから現金払いはいいのだ、というのも分からなくもない。最後は現金払いだという意見はある意味で正しい。だが、そんな極限状態では現金払いすら怪しくならないだろうか。1万円札を1万円札として使えなくなるほどに逼迫した状況なら、そもそもが終わっている。食べ物と食べ物を交換するような事態となれば、もはやQRコード決済だろうと現金払いだろうと同じことなのである。であるなら、タンス預金などで現金を眠らせておくことは最良の策であるのだろうか。家が半壊しそのお金を取り出すことすら出来なくなる可能性はないだろうか。そうなれば全財産を失うリスクすらある。わたしも全財産をPayPayにチャージすることはしない。貰えるキャッシュバックがあるなら使う。それだけだ。それはクーポンがあるなら使いたいという主婦感覚である。チャージもせいぜい2万円が限界である。それよりも現金を持ち歩くことの方が煩わしい。その上、財布を落としたり、盗まれたりしたら大きく財産を失ってしまう。PayPayなら?クレジットカードのように利用停止などすればいいだろう。スマホを取られたらそれはそれでダメージはありそうだな……。まぁ外国ではないので、そうそうにそんな目には遭わないとは思うけれど。あ、わたしは財布を持っていません。あるのはカード入れだけ。あなたはどうしてますか?

 

それじゃぁまたね(了)


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