ムジカのぶろぐ。By @ryoushitsu

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【吉田輝和の絵日記】宝箱多すぎじゃ?飛空艇が序盤でゲット?初見プレイで驚く『FF3 ピクセルリマスター』 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

 

ゲームに求めるもの。

人それぞれでいいので敢えてハッキリと言いたい。ゲームは息抜きという人がいる。そしてゲームはもうひとりの私という人がいる。わたしは圧倒的後者である。しかし、前者のいうこともわかるつもりだ。いやハッキリと言おう。激しく同意だと……!息抜きにはまたこれもいろいろなジャンルが存在する。延々と同じことを繰り返してえられる息抜きと、新しい発見をしていく息抜きだ。前者はレベリングをすることを指す。後者はクリアするまでの初見プレイを楽しむのが王道だろう。昔みたいに周回プレイをすることがほとんど無くなった私。クリア後のお楽しみでさらに強化していく遊びも有るだろうが、いかんせん、モチベーションが続かない。ストーリーに終わりが見えたところで、どうしても冒険を終えたくなる。終わってしまった世界を旅するよりも、新しい冒険に出たくなるのだ。だから次々に新しいゲームを買うことになる。そういう息抜きの点で改めてこの、ピクセルリマスター版のファイナルファンタジー3を考えてみたい。先程も述べた通り、わたしは終わったストーリーにまるで興味が無い。したがって追加ストーリーの存在しないピクセルリマスターになんのストーリー面での魅力を感じない。せいぜい延々と同じことをするという繰り返しの楽しみ、すなわちレベリングを極めるという方向性だがそれにしたってたかが知れている。今日もした所でそれに見合った裏ボスがいなければ強くする理由すらないからだ。全部のジョブをマスターすることで、たまねぎ剣士の強化を図れると言うのならまだ楽しめたかもしれない。しかしそうなると、今後リリースを予定しているファイナルファンタジー5の魅力を損なってしまう可能性がある。あくまで今回のはそれをしない旧態依然としたファイナルファンタジー3であって、やはりこのピクセルリマスターの目指すところは、昔少しだけファミコンを齧ったことのあるライトユーザー向けである。それも我々のような中年向けだ。普段はスマホゲーでガチャを回すだけの人達に寝転びながらプレイしてもらって、ゲームを楽しんでいた頃を思い出してもらう。それが、このピクセルリマスターの真の目的に違いない。あとは過去のリマスターがずいぶん古くなってしまって、当時のリマスターではそのゲームとしての価値がほとんどなくなってきたことも要因である。いずれにせよ、ピクセルリマスターはあくまでライトユーザーの掘り起こしであることを思えばこの中途半端なリメイクも合点が行く。しかし、だ。何度も言うがわたしはピクセルリマスターに魅力を感じていない。レベリングをするだけに3000円も出してオフゲーをやりたいと思わない。未プレイの他のゲームの方が断然マシだからである。ピクセルリマスター自体を駄作だか、大コケだとか言うつもりはない。戦略的にはそこそこ成功しているといっていい。ファイナルファンタジーというブランドにあまり触れて来なかったライトユーザーを取り込めるからだ。しかし。わたしはそんな古い世代の初期メンの1人でありながら、最新型のオンラインゲームという広大かつ無限に広がる冒険の楽しさを知ってしまった。ピクセルリマスターによって提供されるであろう数々の醍醐味はエオルゼアのそれで十分すぎるそど賄われているのだ。だから……買わない。でも、5はやりたいかも。5のリメイクは確かに面白かった。追加ジョブも全部やり切ったし、やり込んだという意味ではファイナルファンタジー5の方がわたしにとっては感慨深い作品なのだから。

 

それじゃあまたね(了)


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