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「趣味」をトコトン楽しむ人が、“超一流のビジネスマン”へと育っていく理由(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース

"「趣味」をトコトン楽しむ人が、“超一流のビジネスマン”へと育っていく理由(ダイヤモンド・オンライン) - Yahoo!ニュース"

 

いかに価値を創造するか。

    価値のある人間になることである。それがあらゆる仕事を呼び込む理由となる。いかに価値を生み出すか。その答えのひとつが「趣味を極めること」。好きなことをとことん突き詰めていく。それをとことん楽しむ。そしてその楽しみを「共有する」。そうすることで「その人にしかない究極の価値」が生まれる。価値を生み出し、それを共有することができればもはや自分から売り込む必要が無いくらいに、面白いように仕事が向こうからやってくる。

 

    記事の内容は今述べた通りだ。とてもシンプルである。しかし、それを実行している人は少ない。なぜなら難しいからだ。まず最初の難関は「趣味を楽しむ」難易度にある。趣味を楽しむためには金銭的な余裕が必要だ。そしてそれを思い切り楽しむだけの時間的余裕も求められる。それだけではないだろう。趣味を極めようとすれば上には上がいることを目の当たりにして、ますます追い込まれてしまうケースが多い。つまり高い技術や高価な道具を必要とするレベルに達してしまうと、それらを手に入れることが途端に難しいことに気づくからだ。

 

   大半の人はここで挫折する。しかし運良くその壁を突破した人でも次の試練が待ち受けていることに気づく人はなかなかに少ないに違いない。それはどんなことか。結論からいえば「共有する難しさ」である。好きなことを好きとして鍛錬を続け、それを他人に教え広めることができる人はもはやその時点で選ばれし勇者と言っていい。つまりレアキャラだ。それをできる人が実際には少なすぎて、できるという時点でもはや成功は約束されたと言っていいレベルに達する。そのくらいに狭き門をくぐり抜けていることを意味している。

 

   そういう意味でいえば、昔、子どもの頃に「他人に負けない趣味をひとつ持ちなさい」と言われたあの頃の言葉は正しかった。それはつまり、あなたの価値の創造である。あなたがあなたでいる理由そのものだ。「何をすればいいのかわからない」「どうやったら好きなことを見つけられるのかわからない」……そんな悩みで溢れている現代社会。誰もが自分だけの価値を求めている。にも関わらずそれを手に入れることができずにいる。だとすると、この記事の人がいとも容易くやってのけているように見せているサクセスストーリーは、もはや誰も真似出来ない神業にまで昇華された黄金スキルと呼ぶべきだ。それを簡単だと諭すようなビジネス書であったのなら、それはかなりの無理ゲーであると言わざるを得ないだろう。重要なのは成功の秘訣の共有、ではなく、誰でも出来る成功マインドの作り方の方である気がしてならない。それはその人その人によって違ってくる。結局は自分自身を見つめることから始めるのが常套手段、セオリィとなるのだろう。それは私の口から言わせてもらうのならブログであるのだが。

 

それじゃぁまたね(了)


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