ムジカのぶろぐ。By @ryoushitsu

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美容院に行きました

中学生の頃。

小さい頃から連れられていた床屋さんで、

僕はカットしてもらった髪型が気に入らず、

その日のうちに、自分でハサミを入れました。

今思うと、なんて失礼な子どもかと自己嫌悪に陥ります。

床屋さんに自分のイメージを正確に伝えられなかった自分が悪いのに、

床屋さんのセンスが悪いだの、もう二度と行かないだのと

わーわー、わめいた挙句、

結局、その日を境に僕は床屋なるものに一切行かなくなりました。

そこから、僕の、自分で自分の頭をカットするという習慣が生まれました。

自意識のやたらと強い、可愛くない子どもですね。まったく。

んで、もちろんの話、シロートの僕が、いくら自分の髪とはいえ、

ちゃんと切れるわけなく、左右のバランスがめちゃくちゃだったり、

前髪がそろってしまったり、また、その逆にぜんぜんそろわなかったり。

挙句の果てには、「この髪嫌い」といって、ばっさり切ったところが、

円形脱毛症のように、ぽっかりと大穴をあけてしまう始末。

それでも、自分がやったのだから不思議と怒りはなく、

むしろ、どうやったらきれいに切れるのかという自己研鑽の方向に

自意識は向かっていったのです。

高校生はずっと自分で切ってました。

二十歳の、成人式の前と、就職の面接の前の日はさすがに

美容院に行きましたが(あの床屋ではなく)。

こういう話をすると、どんなにファッションにこだわりのある子どもかと

思われる方もいらっしゃるかもしれませんので、説明しておくと、

まったくの逆で、ファッションにこれっぽっちのこだわりもありませんでした。

いや、語弊がありますね。

こだわってはいましたが、こだわる部分が違っていました。

どんなこだわりか、というと「敢えてかっこよくない自分を演出するかっこいい自分」

です。

今思っても「なんじゃそら」といいたくなる、むちゃくちゃなこだわりです。

つまり、一見、こだわってないように見せつつ、実はオシャレな俺…ではなく、

ぜんぜんこだわってないように見せつつ、実際、こだわってないんだけど、

あえてこだわらないようにしてるんだぜ、俺は。

というやつです。

かー、なんて偉そうなんでしょうか。

そんな風ですので、

髪型も、自分で切りますが、ぜんぜんかっこよくしません。

逆に、いかにかっこ悪くしておくか、にこだわりました。

だから、高校時代は(なぜか)ボブカットでした。

当時はよく、「つぶやきシローだ」と評判だったものです。

そういうずれた自分をかっこいいと思っていたのですね。

哀れな青春時代ですよ、まったく。

さてさて、今日は何を話したいかというと、

僕の最近の髪事情です。

今はちゃんと美容院に通っています。

といっても、去年ぐらいから通うようになったのですけどね。

前の会社の同僚の女の子が推薦してくれた(今思うとちゃっかり営業トークに嵌められた?)

お店なのです。

最初は、久しぶりの美容院に半信半疑(そしてドキドキ)でしたが、

思いのほか店員さんが自分にとって安心できる方(女性の方)でしたので、

僕は安心して髪をゆだねることができるようになったのでした(細かい指示しちゃいますが…

偉そうですみません)。

んで、なんでいきなり髪事情を話したかというと、

今日、2ヶ月ぶりに美容院に行ってきたわけです。

夏ってことで少しさっぱりしたくてカットしてもらったのですが、

自分を疑うほどの、見事な仕上がりでもう僕は有頂天になっているのであります。

もう、美容院は苦手ではありません。

むしろ、楽しみの一つになりました。

結局、僕が苦手だったのはコミュニケーションであり、

自分に非があったんですね。

今の美容院はほんとうによくしてもらっています。

おかげで、周囲からの評判はいつも上々ですし(おもに女の子の!)。

やっぱり、頼れるところはプロに頼るべきなんですね。

いつも、ありがとうございます。

名古屋市東区東桜にある「グラフ」という美容院はいいですよ!

と、宣伝しておきますからね!

…今日のスタイルを自分で再現できるかな?という、

ありがちなオチは、言わないでおきましょうか(^^)

っていってるじゃん。