ドンキホーテが尾張地方にもたらしたもの
アピタ・ピアゴを“ドンキ化”したら周囲のアピタ・ピアゴが売り上げ増の謎（ITmedia ビジネスオンライン） - Yahoo!ニュース
綴ります。
いや、ドンキについて。
黙ってられませんもの。
だって、稲沢市もろ近所だから。
さて目次です。
- ユニー・アピタがドンキになるってよ
- 歓迎ムードだったが……
- 結局、ヤンキー
- 食い荒らした先に残るもの
1.ユニー・アピタがドンキになるってよ
この話、地元ではかなり話題になりました。
近場にもアピタがドンキに変わったので。
地元民だからいいます。
平日のアピタには高齢者しかいません。
夜、7時頃になると若い主婦が少し。
あとは、仕事帰りのサラリーマンとか。
地元にはいわゆる弱小スーパーが乱立していて
皆さんお気に入りのスーパーがあります。
ご年配の方は昔からの場所を好むし、
若い層は新しめのところに行きます。
ドンキは新しめのところです。
よって若い人が行きます。
2.歓迎ムードだったが……
歓迎ムード、ありました。
ノリとしては、ヴィレヴァンができるぞ、
に近いイメージの。
「面白そうなもの売ってそう」
「近場にないものを売ってそう（都会な）」
そんな印象があったのです。
えぇ、この辺にドンキなんて無いですから。
で、オープンして。物珍しさに
足を運んでみると……ん？
新しめのもの……というより……
誰が買うのか不思議な
怪しげなものばかり。
これでは誰も買いません。
3.結局、ヤンキー
営業時間も遅め。
夜になると真っ暗になる田舎において
煌々と電気をつけているお店があれば。
しかも、なかなか怪しげなものを
揃えている。安い。
ノリで、罰ゲーム的な衝動買いをする人たち
つまり、ヤンチャな方々が夜な夜な集まる
場所。一昔前のゲームセンターですここ。
4.食い荒らした先に残るもの
結局。ドンキは私たち地元民を
どう見ているのでしょう。
しょせん、田舎と思っているのではないでしょうか？
つまり、下に見ている。
そんな、雰囲気というか
スタンスに鈍感であるとでも？
いや、田舎バカにしすぎでしょ。
わたしから言わせていたたくと、
田舎は田舎でも、
いわゆる、尾張地方の田舎は
とっても気位が高い。
プライドがある方ばかりです。
見た目は貧乏そうでも
しっかりお金持ちでいらっしゃる。
家は？ボロいです。
けれど、預貯金が……たんまり。
こういう質実剛健な方々の地域なので
そういう質の悪さはすぐに見破られ
足が遠のいていく。
つまり、見放されます。
結局、お互いに相容れない関係となり
いずれは廃るでしょう。
愛知の、特に尾張には
こんな言葉があります。
「安いはあかん。お値打ちでなければ」
お値打ちとは、
いい物が手頃な価格でという
意味です。ここに審美眼の鋭さ、
そしてドケチ加減が現れているのです。
そんな地域に殴り込みのように現れ、
さらに、地元のプライドである
ブランドを買収し、地元だから応援、
地元だからお互いに頑張ろう的な
内輪ノリすら否定する。
そんな企業が、
わたくしどもの地域で
どう生き残るのか？
そういう意味で
わたしは楽しみだったりします。
どうせやるなら。
ドンキプレミアムストアとかにすれば
大成功したでしょうけど。
わたし？
いまのところ、行きたくはありません。
それじゃ、またね（了）
