ムジカのぶろぐ。By @ryoushitsu

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米米CLUB「女装メンバー」の知られざる40年後 | 逆境からの人々 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準



夢をあきらめないでいることは、どうしてこう魅力的なのか。

確かにどう考えても不可能に近い夢だ。

夢を諦めた人。夢を諦められない人。

そして再び走り出す人。それを追いかける姿。確かに普通に考えて馬鹿らしいというか。ありえないと言うか。失敗している。米米CLUBというバンドからの脱退。そして何度も寄り道をして諦めて、他の道を歩んで。そしてある時にふと、やっぱり音楽をやりたい!と思った。米米CLUBというバンドはとにかく不思議なバンドだった。エンターテインメント集団の集まりだった。アートとはこうも自由なのかと思った。そして美しくロマンティックな楽曲にわたしも酔いしれた。素晴らしい世界がある。それがどんなに何かを模倣しているのだとしても。それでもいい。ポップスは模倣であっていい。オリジネイターであることと、ポップスであることは相反するのである。わたしはそんな米米CLUBが好きだ。この方もそうだったに違いない。そして、僅かな自身の可能性に火をつけて走り出した。その後に起こったこのコロナ。活動停止となった今のバンド。それはまた夢のように消えてしまった。夢とは見るだけ無駄なのか。わたしはこの記事を見た時そう思った。あぁ、やはり夢とは見るだけにした方が賢い。夢を実現しようとすると失敗する。この方のように……と。それはとても失礼な見方だったといまなら思う。反省しきれないほどに。私がこの方の立場だったらどうだ?わたしは夢を早々に諦めているだろう。そして、可能な範囲の夢を細々と繋いでいくだけ。そう、まさに今の私のように。わたしは夢を持っていた。それは実現可能な範囲における夢っぽい何かではあった。だが夢ではない。夢では無いものに触れて夢を追いかける夢を見ているだけだ。恥ずかしい。わたしは夢を諦めた人なのだ。夢をあきらめないでいることは、どうしてこうも魅力的なのか。それは、純粋な気持ちだからだ。確かに失敗してる。どうしようもなく。そして実現可能性は低い。低い?低いからと言ってそれがなんだ。諦める方がどうかしてる!夢を実現させるためだけにこの人生は費やされるべきだ。そうでなくて何のために生きているのか。……なーんて。青臭いセリフ。久しぶりに書いたよ。うん、わたしは夢を諦めた人。もう何が夢で何を実現したかったのかすら忘れてしまった。わたしは夢を持ち直す前に、記憶を取り戻すところから始めなくてはならない。わたしは夢を持つ次元にすら立てていないのかもしれないな。ただ。わたしがもしも夢を持っていい次元にもしも立てたら。わたしは世の中を楽しませる何かを作りたかった。音楽でも。ドラマでも。CMでも。広告でも。なんでもいいから。私が作る何かで誰かを楽しませることがしたい。いま。わたしはそれが出来ていない。文字を連ねるのは、わたしのわたしによるわたしのための癒しだ。ヒーリング効果である。たのしー!と言える瞬間を探して彷徨うだけのわたしです。

 

それじゃあまたね(了)