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「名古屋=行きたくない街No1」のはずが観光客過去最多。風評と実態のギャップの「なぜ」?(大竹敏之) - 個人 - Yahoo!ニュース



大箱、有名、ナンバーワン?それだけが、観光ではない。 

そう言うとわかりやすいのではないか?東京asナンバーワン。大阪は独自路線。じゃあ、名古屋は? ランクインしない。No.2ですらない。東京の二番煎じ?大阪のモノマネ?そんな印象があった。だから、「本物」を味わうには、本場に。つまり、東京、大阪に。はたまた、北海道や沖縄の大自然や、海外のそれであった。本物じゃない。だが、名古屋のそれはニセモノでも、ないのかもしれない。独自路線と言えば独自路線。分かりにくさも相まって何がどういいのかわからないし、伝えられない。そして1部の地元民だけがそれを密かな楽しみとして継承していく。その濃度を濃くしていく。そこでナンバーワンになるか?……そうはならない。より合理的に、本質的な魅力として磨きがかかり、いつしかそれは当たり前となる。それこそが、名古屋の観光にある共通点。そこそこ美味しい、そしてボリューム満点。癖になる。そして値段もお値打ち。それこそが、名古屋のグルメの最大の魅力。当たり前だから声高に宣伝しない。当たり前だから偉ぶったりしない。当たり前だから。観光は何もナンバーワンだけではない。その土地ならではのルールに則って生み出された独自解釈のグルメ、観光であればよい。それこそがツーリズムの醍醐味だ。なにも、ガイドブックに載っているようなわかり易さだけがツーリズムではないのだ。有名なものが無いだけでなく、大箱(つまり大きな施設)もない。だからわからないし、伝えられない。それがイコールで魅力がないと判断された。それが去年。確かにその時はショックではあった。だってそうかもしれないから。でも、何も無いという共通意識が、いや、何も無くはないよね?という共通意識を呼び起こした。大竹さんが言いたいのはその点なのだろう。確かにそうだ。そして、その事は地域再発見というキーワードになって、地元民がこぞって地元に足を運ぶ理由になる。コロナにおける観光客は県外から来るのではない。メインターゲットは地元民である。さあ、出かけよう。あなたの地元の、まだ行ったことのないあの場所へ。

 

それじゃあまたね(了)