ムジカのぶろぐ。By @ryoushitsu

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20代男性の4割がデート未経験の「本当」の理由(東洋経済オンライン) - Yahoo!ニュース



未婚男性の4割がデート経験がない。ということは6割はある訳で。それって何が問題なの?

 

    未回答はあると思うけど。少なく見積って半分。そもそもデートってどこからがデートになるんでしょうか。そう言ったカテゴライズがもう古いという感じ。そして、恋人はデートをするものだという価値観も古い感じ。意気投合して仲良くなって結婚する。その流れは今も変わらない。けれど、その結婚の前にデートしなくてはならないというルールもまた、ないのだ。というのも、私がいつも遊んでいるオンラインゲームで出会い、結婚した人達がいるが、その彼らのデートとは、もっぱらオンラインで行われるそれである。もちろん、全く会わずに結婚まで行くケースは稀だろう。だが、デート=リアルに会わなくてはならないというルールはもはやない。単に気が合えばいいのである。もっと言うと、気の合う同年代の異性と出会えれば、それでいいわけだ。

 

   昔から僕自身も、なんでデートしなくちゃいけないのか?と疑問に思う方だった。好きな人と2人きりで遊べたらそりゃ楽しいよ?でも、それをデートか?というカテゴライズには何だか窮屈さを感じていたし、楽しく遊べたらそれでいいじゃんと思っていた。それが異性ならなおさらだ。それが異性でお互いに結婚に意欲があれば、それは結婚すればいい。それだけのことである。そこに必ずしもデート経験の有無は必要ではない。

 

   にも関わらず、デートしないというデータだけを引っ張り出してきて「けしからん」と言うのは、あまりにも乱暴であり、いかにもメディアが好みそうな恣意的な分析ではないか。つまり、そういう風に感じている大人たちにそれらしい結果をデータで示すことで「それみたことか!」と膝を打たせたいわけだ。そして「俺の若い頃はな……」などと、昔話に花を咲かせることが出来ればいいわけである。ん?SEKAI NO OWARIのHerbitみたいな世界線ですね?

 

    そもそも、マスクしろだの、密になるなだの、政府が主導した結果でもありますよね。そりゃコロナにかかる危険性を考えたら、誰とも会いたくないとなります。友達関係すらネットで完結する令和の現代で、ましてやリスキーすぎる異性との交流はやはりリスクでしかないわけです。そのリスクを犯してもなお、会いたい相手であれば話は別ですが、それもなし。ましてや理想の恋人はみんな、2次元の住人ということもしばしば。それじゃあどんな期待を持って他人の、それもよくわからない異性と交流しろと?そのほうが考えにくいと思う方が普通ではないでしょうか。

 

    わたしたち日本人は日本人を虐めることがよほど好きなようです。未来を閉ざし、日本人を減らすことに対して積極的な国。それが日本。そして、そんな勢力に全力で抗う人達はみな、非現実のデータに心を奪われ、ますます心の中に閉じこもってゆく。この流れはもはや止めようがありません。止めようとする人はいますが、それ以上に加速させようとする人達のほうが明らかに勢いがあります。それは後ろ向きに大脱走するかのような生き方に見えることでしょう。でもそれしかないのです。なぜなら、頼れる大人、信用出来る大人はいない。ましてや周りにもいない。それならは楽しかった過去に戻って夢見る1人の子どもでいたいと思うことは自然な防御反応だからです。みんな、ギリギリのところで現実との折り合いを付けながら、同じくギリギリの生活を強いられている。そして僅かに輝く楽しみを握りしめながら、暗く長いトンネルをあゆむ姿。それこそが、今の令和の私たちのある姿です。

 

    それが正しいか?そうでないか?では無いのだと思います。もはや、そうするしかない。頼れる人は自分以外にいないから。確かにそれは絶望でしょう。先の見えない不安そのものです。だからこそ、他人との接点を極力減らし続け、自分だけのテリトリーを創ろうとする。その健気な姿を見て「どうしてそうなってるんだ」と責め立てることは本当に正義ですか?逆です。そうでもしなければなりたたない自我をまず認めてあげましょう。彼ら彼女らは別に新人類ではありません。わたしたちと同じ日本人なのです。そして、私たちよりも先の未来を生きる人達です。それならば、彼らに言うべきことは、わたしたちと同じ苦労をしなさいではないですよね。わたしたちのしてきた苦労をしなくていいように教え、伝え、先の未来を明るくしてもらうこと。そのことこそが、いまをこんな時代にしてしまったわたしたち現役世代の、やるべき事なのでは無いでしょうか?他責で嘆くことは誰でもできます。誰でも出来る代わりに何も変わりません。なにか小さいことから1つずつ、変えていく。それは、わたしやあなたにもできます。わたしは大きなことは出来ません。でも、せめて私の周りの人達だけは、私の考えを伝え、そして少しでも先の未来を掴み取って欲しいと思っています。

 

それじゃぁまたね*˙︶˙*)ノ"


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