FF XIVのゲーム内で結婚したプレイヤーカップル 現実でも結婚 - ライブドアニュース
オンラインゲームは
出会いの場である。
そのことは、ごく当たり前となった。
単に。そこに居たのは気の合うふたり。
たまたま知り合い、価値観を共有する中で
互いの存在の大きさを認め、
そのことが心の支えとなるとき、
そのオンラインゲームのパートナーとの
関係性を考えたときのごく自然な形が
あるのだとすれば。
それを選択することになんら躊躇など
要らないのだし、
この話は単に次の言葉で言い表せられる。
気の合うふたりがいて。
ともに人生を歩むことを望み、
たまたま相手が恋愛の対象であり
たまたま相手に他にパートナーがなく、
自身の求める理想の人生の伴侶の
条件を満たした。ただそれだけ。
ゲーム内におけるさまざまな体験は
そのきっかけ、に過ぎない。
わたしは肯定派だ。
恋愛脳ではないが、
すでに同じゲームを選んでいる時点で
ある程度の共通項は存在しうる。
そのうえで幾度となく縁を感じ
さらに自分の理想の人生を共有できるのであれば、出会いがオンラインゲームだったというだけだ。
ゲーム、というと仮想現実、と捉える人もいる。現実に似せたフェイクだ、と。
たとえその理屈が間違ってはいないとしても、そこに集まる人は実際の人で、誰かの想像で生まれたアンリアルなキャラクターでもなければ、誰もが認めるような美男美女では決してない。
期待するのは自由であるが、大抵は外れることとなる。
しかし、だからこそ、見た目に惑わされることなく、その人の中身、心に触れることができる。演技もあるだろうが、そう何ヶ月も演じ続けることができるプロのプレーヤーなど、そっちの可能性を当てる方がレアだ。大抵はそこまでの気概を持ってわざわざゲームに課金する物好きなど、いないのである。
もはや、珍しいことではない。
結婚という選択肢が珍しいだけである。
出会いとは1度や2度では生まれない
繰り返しの先に生まれるヒトの化学反応。
わたしはゲーム内では誰かとつるむことはほとんどないけれど、それでも、名も知らぬ誰かと一期一会で出会えるオンラインゲームが、好きなのです♡
それではいつかどこかのダンジョンで。
それじゃあ、またね(了)