ムジカのぶろぐ。By @ryoushitsu

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就職先の倒産を乗り越えてプロゲーマーに 徳島出身たぬかなが歩んだ軌跡 | GAMEクロス

 

プロゲーマーという職があるのは知っていた。

しかし、あまりに不安定な仕事で、勝たなければファイトマネーがもらえない。パチプロと何が違うのか。勝たなければ収入ゼロ。とてもじゃないがオススメできる職業ではないだろう。

 

このこの場合、女性が少ないジャンルのために目立つというアドバンテージはあるものの、それはあくまで話題性と言うだけで、勝負に勝たなければいけないのは前述の通りだ。だとすると、この方が指摘されているように反応とか、若いプレーヤーに負けてしまう要素が多い分野であることは容易に想像が着く。さらにいえば、鉄拳7ということは、鉄拳8がでれば。鉄拳9、10……。新しいタイトルが出る度に、勝負はまた白紙となってしまう。

 

私の好きな番組で似たような話があった。その番組は関ジャムという番組だが、プロの作曲家の楽曲コンペがそれに近い。楽曲コンペとは、特定のあるアイドルやアーティストに楽曲提供をする際に、1番よりいい曲を描いた作曲家をコンペ形式で決めようというものだ。当然エントリーしてくる作曲家たちはすべて大ヒットを記録できるような一流作曲家ばかり。そのなかでも選りすぐりの1曲を決めようと言うのだからこれが熾烈を極めることは想像出来る。勝てば官軍、である。負けたら……何も残らない。

 

自分の実力を試すための修行と言えば、聞こえはいい。しかし、そんな全ての勝負に勝ち続けることが出来る人などいない。どんなに天才でも下手したら1年無報酬ということもザラにあるという。そんな世界でいかにして普通の生活をしようというのか。保証もなければ、確証もない。勝負の世界とは潔いように見られるがそれは1勝って99負けるような世界である。

 

わざわざ人生をHARDモードにする必要は、ない。夢を諦めることが人生をeasyモードにするとはいわないが。夢を追いかけつつ、日々の生活を安定させる。そんな、総取りのような、欲張りセットのような可能性を、わたしなんかはつい、望んでしまう。

 

それじゃぁまたね(了)