マイナポイント「誰でも簡単」の嘘 50代女性が申請を諦めたワケ

これ、ずっと思ってました。簡単じゃないです。

MUSICAです。先日からスタートしたマイナポイント。しっかり使っております。しかし、そこに至るまでには苦労もありました。その話をしたいと思います。わたしがマイナポイントの存在に気がついたのは、去年の年末。それにはマイナンバーカードが必要とありましたので、急いで用意することにしました。それはわたしがDMM証券にて株取引を始める際に必要だったのでそれならと用意することにしたのです。そこでまず第1の難関。マイナンバーカードを準備するのにはまず通知カードがいると言われました。しかし通知カードをもらったのははや五年前。あるはずもありません。てっきり通知番号さえあればいいと思っていたわたしはそこでつまづきます。しかしよくよく話を聞くと通知カードなくても申請できるとのこと。なんだったんだ。それで何とか依頼して１ヶ月後に役場に取りに来て下さいとの事。なんだそれ。当然平日にしか受け取れず苦労して受け取り、と思ったら本人が受け取らなくてはならないため日程調整に苦労する羽目に。なんとかして行くと今度は届印が必要だとか、色々必要なものがどんどん出てくる。あれ？これ、家を買う手続きよりも難しいんじゃね？しかもパスワード求めすぎ。申請役場の専用パソコンとかさらにやり過ぎ。窓口に２台しかないパソコンで何とか登録。ようやくマイナンバーカードを家族3人分GET。はあ。これだけでもうへとへと。それから数カ月が経ち、いよいよ、マイナンバーカードをキャッシュレス決済サービスと紐漬け。悩んだ挙句、イオンカード、paypay、Suicaに決定。幸い、仕事で使っているiPhone8でおサイフケータイ対応だったので、まずはイオンカードを登録。なぜかマイナンバーカードを読み込まないというトラブルが多発。何度か目にようやく登録できた。やれやれ。そして次はpaypay。んが、paypayはスマホアプリとの連携のため、わたしのこのAndroidスマホと連携しなくちゃならない。あいにく、Huawei製のスマホにはおサイフケータイなど搭載されておらず。どうやってやるの？調べると、セブンイレブンのコピー機でできるっていうやん。そんなら早速。はわ！8月中に登録しないとキャンペーンに適用されないとか聞いてないんですけど！と焦って日曜日の昼間にコンビニへ。そこで指示された通りにピコピコ入力。さて、いよいよマイナンバーカードをスキャン……ってときに、……できない。なんで？ふむふむ、エラーを読むと、サーバーが混み合っております。時間をあけてやり直してください？？あらそう。待つか……ってえぇ？！最初からやり直しなんですけど？！画面最初に戻さなくても良くない？！また1から入力するのかよ……！その後も何度かトライするも、サーバーが混み合っておりますと出て不可。サーバー側の都合で17時までに登録しないといけないのに！！刻一刻と迫るタイムリミット。なんだこの無理ゲーは。20回以上トライしてようやくできた。わたし、2020年のコンビニで、端末の決定ボタンを連打するはめになるとは思わなかったよ。でも出来た。なんだこの徒労感。わたし、キャリア契約してないのでコンビニになったけど、キャリア組はお店の人にやってもらうのか？まあいいけど。そして最後のSuicaはイオンカードと同じやり方でOK。すぐ出来た。……とにかく。簡単じゃない。おサイフケータイ対応じゃない場合はICカードリーダを使うらしいが、そんなの、イータックスに慣れてる人じゃないとなかなかインストールすら難しいぞ？ とまあ、この記事にあるように、登録に対するハードルは心理的にも物理的にも金額的にも高めです。これを全国民にやってね☆というのは、あまりにも無責任。その真の目的を考えると、国民の資産の見える化であるわけで……。そんな貴重な個人情報を政府にたったの15000円ぼっちで売るようなこと、誰がするのでしょうか……。わたし？わたしは別にやましいことしてないもん。脱税するほど稼いでませんし、どーぞ、日本政府さん、わたしの家のお金の流れをしっかり把握してください。それでなんかトラブルあったら承知しませんよ？

ってことで、マイナンバーカードのマイナポイントの紐付けはハードルだらけという話でした。あれ？わたしだけかな？

それじゃあ、またね（了）