ムジカのぶろぐ。By @ryoushitsu

ムジカのキオク。♪note:https://note.com/ryoushitsumusica ◆YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCWvTBOe1O9GICLtyreUu-6Q

関西のホテルで相次ぐ大型倒産、「コロナだけではない」原因とは | 倒産のニューノーマル | ダイヤモンド・オンライン



時代にそぐわない弱者は淘汰される。そんな時代に生きる私たち。

一言で言えばそういうことだ。そして。無理やり延命してきたような業態は淘汰される。それはコロナ禍における令和の時代に限ったことではない。これまでもバブル崩壊や、リーマンショックと言った金融危機によって、様々な会社が淘汰され、倒産の運命をたどった。間違ってはならない。これは、自然の摂理でもある。無理な経営戦略は破綻し、時代の変化についていける企業だけが生き残れる。ただ、これまでの平成30年で私たちが当たり前と思っていたようなことが、脆くも崩れ去った。インバウンド需要は消滅し、回復の兆しすらない。国内需要も、このコロナの呪いによって停滞の一途である。もはやこれまで、と経営を断念せざるを得ない業態はなにもホテルだけに留まらない。ホテルはその利益を最大化させるために客室の多さ、従業員の多さでカバーしてきた。それが一気に重しとなって利益を圧迫。避けようのない固定費となって経営難に直面したのだろう。まるで古代の恐竜がその体の大きさゆえに絶滅してしまったように……。何度も言うがこれはコロナ禍の今に限ったことではない。時代の変換期であるだけだ。逆をいえばこれまでの平成があまりにも変わらなさすぎたのである。低く固定されていた世の中が反転し、大騒ぎとなった結果、それまで従業員の涙ぐましい知恵と努力によって延命されていた、いわばゾンビのような企業がバタバタと倒れてしまったという話だ。この話はコロナに感染して残念ながら亡くなってしまった方々にも当てはまる部分はないか。コロナによる死者の数には、コロナにかかったというだけで、死因が別の病気であるケースも、コロナによる死とカウントされるからだ。今の時期の倒産は、コロナによるものと思われがちだが、その実、そもそもいつ倒産してもおかしくない病気だったのだ。

 

わたしの会社も、いつ亡くなってもおかしくないという危機感を持っていよう。

 

それじゃあまたね(了)