投資家が「破綻を憂慮するのに、日本国債を買う」当然の理由（幻冬舎ゴールドオンライン） - Yahoo!ニュース

リスクを考えた結果として日本国債が買われている。

結論はこうだ。海外投資家が日本政府を支えている。その理由はリスクを考えた結果、日本円で持っているよりも、銀行に預けるよりも、日本国債で持っていた方が安全だからという。日本国債に見切りをつけて売りさばかれることがあれば日本国債の価値は暴落する。暴落すればハイパーインフレになる可能性もある。それで被害を被るのは日銀であり、その先にいる預金者である。預金者はほぼ日本国民だ。つまりその先に日本政府の破綻があろうと、はたまた日本国民が被害を被ろうと、どちらに転んだところで、海外投資家に被害が及ぶ可能性が低いという考え方であるというのだ。例えそれが正しい認識だとして、わたしたちはどうすればいいのだろう。わたしたちというのは日本国民という意味だ。事実だけを見ると、海外投資家たちによって日本政府が支えられている。日本政府が支えられているのであれば国民である我々は安泰……とまではいかなくとも、利害は一致する。え？日和見？まあ確かにそうかもしれない。だが、それが嫌だとしてもわたしたちは何も出来ない。日銀の決定を覆すことも出来なければ、日本政府を叱りつけて何かを辞めさせたりしたとして、海外投資家までをコントロールできるわけではない。それが利害関係で繋がっている。幸か不幸かそういう意味で均衡が保たれている。それならそこに乗っかっておくで良いのではないか。って言っていたらどこかで歪みが起きるかもしれないけど。っていうか。日本国民の預金者をバカにしている？多額の預金を当てにして別の問題を起こしかねない……。うーん。ここまでくるとさっぱりだ。少なくとも敵対的な買収とかでないのであれば、まあよしとする……でいいのか？

それじゃあまたね（了）