ムジカのぶろぐ。By @ryoushitsu

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GoTo割引に「異変」?1万4000円→3500円に引き下げたYahoo!トラベル・じゃらん・一休、楽天トラベルは回数制限…原因は「給付金枠」か | Business Insider Japan



Gotoトラベルは、予算上限に達したので終了しました。

Gotoイート、Gotoトラベル、Gotoイベント、Goto商店街。あらゆるGoto〜と名付けられた消費喚起の施策は無限に続くように思われた。何となく、無制限緩和と、ごっちゃになっていた感はないだろうか。あとは、消費者からすれば旅館や観光地を救うことが出来る上、ワンランク上の部屋にお得に泊まれたりするわけだ。それなら躊躇する必要などないだろう。自分の払える範囲で最高級のお部屋、最高級のサーヴィスを使えばいい。コロナ禍において抑圧された出かけたい欲が、秋になって過ごしやすくなったことも受けて大爆発した。折しも、今月から東京もGotoトラベルの対象となったことも大きい。さすが首都。お金持ちも多い上に人口も多い。それが一気に予約を取れば高い部屋から埋まっていく。そのことはいいことだ。そうして絶滅の危機にあった地方の観光地は息を吹き返しただろう。しかし……。この記事にあるように政府からの補助金が満額受けられない事態になった。理由は予算の上限に達したから。だがそのスピードは政府が予測するよりも早かったということか?キャッシュレス決済のときも5%付けていたわけだがそれはそこまでではなかった。マイナポントに至ってはいまだ浸透したとは言い難い。Gotoイートに関しては変な錬金術が話題になるなどはあるものの盛況だ。まあ、予約サイトを通じた利用に限られるため、都市部の居酒屋や高級レストランに、その恩恵は限定されているだろうけれど。それと同時に地域振興券のような、プレミアム商品券のような施策もある。つまり、ありとあらゆる経済施策のオンパレードである。使わなきゃ損!といわんばかりの施策ラッシュではあるがそこそこ市場をわかせているのも事実。Gotoトラベルのような話というのはまあ予想以上に利用者が殺到したことによる嬉しい悲鳴と呼ぶべきであろう。メディアは、14000円が3500円に?!などと、煽ることは本質的ではないとは思う。なにかのミスか?!と思わせる報道は現場を混乱させてしまうばかりか、歪曲して視聴者に伝わり、せっかくの消費の機運に水を指しかねない。あぁ、Gotoトラベルは自分には関係なかったなとそれでまた消費の波が収まるようでは何のためのGotoトラベルだったのかと疑問視したくなるのも無理はないからだ。政府がいくら無制限緩和をするといってもそれは金融緩和であり、GotoトラベルやGotoイートに投じられた3500億円とか、1兆7500億円などという莫大な予算は全て税金である。儲かった余剰分を社員に還元するようなボーナスではない。あくまで決まった額のお金が振り分けられておりそれを山分けしただけのこと。それが尽きようとしている。それで、残念。辞めようとなるのか?それとも、すごいキャンペーンだったね!で前向きに捉えるのか?わたしは旅行するような趣味もなければ予算もまるでないので完全スルーだったが、それでも損した!とは思いたくはない。いくらお得になろうと、使わないという選択に勝る節約術はないのである。お金が十分にある人は大いに消費していただき、存分に経済を回していただきたい。わたし?わたしは貝になります……。ぶくぶく。

 

それじゃあまたね(了)