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ひろゆきが語る、これから出世する人に必要な「優秀さ」以外の条件 | DOL特別レポート | ダイヤモンド・オンライン



出世したいかしたくないか?ではなく、会社に必要とされるかどうか?

   出世したいか?と問われれば「NO」と言う。なぜなら上から叱られ、下からは突き上げられるような「管理職」のイメージがあるからという人は多い。それに形ばかり出世したところでたいして給料が上がるわけでもない。それなのに責任だけ負わされるのは性にあわないという考えだ。ひどく同意である。

 

   ただし、会社から「あなたは必要ありませんよ」と言われるのも嫌なものだ。何かしら、自分が必要とされたいと思う人は少なくないだろう。転職を考えていないのであればなおさら会社における自分のポジション取りは必要最低限のスキルとなってゆく。自由に働きたいというニーズを満たすには、脱サラをするというイメージがある。そして自営業を始めるのだ。そうして人はようやく自分らしく働けるのだと。

 

    だが、いま、その脱サラというカードすら、これまで以上にリスキーな選択と言っていいだろう。つまり、サラリーマンですら勤まらないようでは脱サラして自ら新しいビジネスを興せる人など居ないからだ。転職を決意した人が、新たな転職先で頑張るか、自営業として再スタートを切るのかという選択肢が残っている場合ならまだしも、転職先が見つからず、やむを得ず自営業というカードを切るような有様では人生をかけた博打としかいいようのない状況であると言わざるを得ない。つまり、ハイリスクすぎるのだ。そうなると、やはりここは転職を取りやめるという選択を取らざるを得なくなる。そうなると、結局は今の会社にしがみつく他なくなるのである。そこで一念発起してガムシャラに頑張れる人はいるだろうか。とてもじゃないが、わたしは無理である。

 

   そうなると、何とかして転職先を見つけ、そこで1から頑張る他無くなる。新人の一兵卒として働くことを自らに課すのだ。もちろんプレッシャーは大きい。そして実入りもまた少なくなるだろう。そうなることを覚悟して臨む戦いは、まさに背水の陣と言って過言ではない過酷なものになる。

 

   出世する人はどういう人か?は、言い換えれば、会社が重要視する社員とはどういう人か?になる。それは、重要視した結果としての出世というステータスを与えられているからだ。それは何も無理難題を押し付けるためにそうしている訳ではなく、他のオファーを受けてどこかに転職してしまわないように今のうちから囲い込みたいという、経営者側のニーズが現れた結果なのである。それはつまり、いかに能力値の高い会社員であってもどこかに転職しそうな人よりは、少なくとも愛社精神があって長く務めてくれそうな人に会社の中枢にいてほしいという気持ちの表れだ。

 

   今ここでもう一度最初の質問に対する回答を考えて見てほしい。あなたは出世したいだろうか?「YES」か「NO」かは読んでいるあなたに委ねるとして、その質問はイコールで会社に必要とされたいですか?という問になっていることに、僕達平社員はそろそろ気づかなくてはいけないような気がしている。あ、僕が上司から君を出世させると打診があったわけではありません。悪しからず。

 

それじゃぁまたね*˙︶˙*)ノ"

 


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