ムジカのぶろぐ。By @ryoushitsu

ムジカのキオク。♪note:https://note.com/ryoushitsumusica ◆YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCWvTBOe1O9GICLtyreUu-6Q

コロナ禍で「このままではヤバい!」と感じて転職した人々の大後悔(マネーポストWEB) - Yahoo!ニュース



コロナを機に転職するのでは遅い。転職は自分のタイミングで。

この記事を見てギョッとしたわたし。私の場合は会社がヤバいから、という理由ではない。自分で今のままでは成長が止まってしまう。この先不安定な時代が来る。それならば、もっと自分を鍛えなくてはこの先生き残っていけない。そんなふうにおもった。だから今ある安全圏から、冒険することを選んだ。そんなわたしであるから、この記事のようにコロナでやばい!→転職ではない。私が転職した後にコロナの脅威がやってきた。それはある意味で物凄いタイミングで。いいタイミングではなかった。しかし、転職を決意したわたしにとって、新天地に向かう最後のチャンスだったのだ、と私は思う。そう思うことにした。今の職場がこのままではヤバい。そう思うこともあると思う。だが、私の会社はこの記事の指摘のような「磐石な」業界のそれだ。私が決意した頃も下火になっていたわけではない。ヤバいと思うなら、逃げたっていいはずだ。逃げ方がいけなかっただけで。逃げる前に次の職場を決めていたのか?そういうのは、コロナに関係の無い転職のセオリーだ。辞める前に決めていればある程度は希望通りの転職となるだろう。もちろん、給与は下がる。当たり前だ。余程のことがないかぎり、転職先は未経験の職種である。なるべく現業を引き継げる業界であっても。その会社にとっては「新人」だ。それなら雇う側も安牌を見たいだろう。つまり、なるべく安い金額で雇いたいという安牌だ。だから給与は低めでスタートさせる。そこから、頑張り次第で上げていく。上げさせる。それが、転職における正しい年収の上げ方だと私は思う。わたしはこの記事のケースでドキッとしたのは、確かに転職したら、今より良くなるというのは幻想だ。給与も下がる。それなら元いたところにいた方が何百倍もマシだったと思うかもしれない。でも、わたしは、転職のセオリーは守るべきとは思うものの、転職の第1歩を踏み出した。そのことは勇気がいる事だ。それは賞賛されるべき事だ。勇気をだして選んだ選択が間違うこともある。しかし選ばなければ間違うことも無いのだ。間違うことが無ければ永遠にそれが間違いだったと分かることもないだろう。わたしは人生の価値はどれだけわからないことを理解出来たのか?と思っている。確かにこの記事の指摘するケースでは失敗だったかもしれない。だが、この間違いがずっと永遠に失敗だとなぜ断言出来る?一時の失敗を恐れるばかりに何も選べないことが正しいのか?失敗しても人生は続いていく。失敗したのなら、学べばいい。次は失敗しないように。それこそが人生なのではないか。このケースの1つ目で言うなら、エンジニアの道を歩み出した。それを収入が減ったからと言って即失敗と言いきれますか?2つ目。フリーランスで独立したが仕事がないという話。たしかに今は少ないかもしれない。でもこの先しっかりと努力すればもっと仕事が舞い込んでくるかもしれない。そして、退職したことを後悔するのではなく、あの時そうしてよかったと思う未来が来るのではないか?私が言いたいのは人生の選択に間違いや正解があるのでない。たとえ間違っても、そこから学べばいい。それこそが選択した人が得られる宝だ。そこを信じずに、選択して一見間違ったように見える人を「あの人はダメな人だ」とか、「だから挑戦することは良くない」というように判断することは誤認である。まったくもってこの事柄から学べていない。学ぶべきは転職のセオリーであって、転職をしてはいけないというそれ自体ではないはずだ。わたしもこのままではダメだと思い、転職活動を始めた。それは仕事をしながら休みを活用し、2ヶ月半かけて今の職場に巡り会った。わたしは愛知県住みだが、東京にも面接で4、5回行った。高速バスで。そんなあれこれを経て今は地元の小さな会社に転職した。それはわたしにとって無駄では決してなく、自分にとっての可能性の種を1つ1つ検証した結果であった。ただそれだけであり、それは必要な手順だったのだ。わたしは去年1年で学んだ。とても沢山のことを。それはあのとき、2019年の8月に転職を決意したから得られた真実だ。それだけは絶対に無駄では、ない。

物事の見え方をネットに問いかけると、つい片方の意見だけで判断しがちである。しかし本当の答えを知りたければそれではダメだ。片方だけでなく、両方から検証していくほうがいい。世界の解像度を高めるにはそれしかない。他にやり方があるのかもしれない。しかし、時間は有限だし、できることは限られている。それならば、今できることをやる、それが答えにたどり着く近道だ。私はそう思う。転職は恥だが役に立つ。

 

 

それじゃぁまたね(了)