ムジカのぶろぐ。By @ryoushitsu

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転職して半年、がむしゃらな僕に「1週間休め」と言った上司の教え(Forbes JAPAN) - Yahoo!ニュース



がむしゃらに働く人に対する声がけは、「頑張ってるね」じゃなくて「この一言」かもしれない。

 

    仕事は効率を重視すべきであって、頑張りすぎたり、無理していいことなんてない。1つだってない。この方の文章はとても素直で誠実だった。そのおかげで読み手である私の心の奥底にストンと落ちてきた。この方の感じていることは世のビジネスパーソンの真理である。

 

  わたしもどちらかと言えば「働きすぎてしまう」。だから自分が今どんなにピンチであっても気づくのが遅くなってしまうことがある。その先に大きな落とし穴があるというのに、フラフラとそのまま歩いていって落ちそうになるあの感覚に近い。それではどんなにいい仕事をしたとして長続きはしまい。この経験から、わたしは「無理をしない」「頑張りすぎない」「しっかり休む」という鉄の三原則を自らに課すようになった。単純に歳をとったからということもなくはないのだけれど。

 

   わたしが疲れたなと感じた時、真っ先に実行することは、まず瞑想。そして甘いものや辛いものの摂取である。それでもなんだか解消されないと感じた時、わたしは家のお風呂にゆっくりと浸かることにしている。それでもダメなら近くのスーパー銭湯に行く。そのいずれかの段階を踏まえることでわたしはようやく自分のペースというものを取り戻す。

 

    時にそれは自分では気づかないほどに重度の疲れを体に有していることがある。それは、予兆のない病気のようなものだ。それを放置することで治るケースは残念ながら少ない。だからこそ「あれ?」「やばいかも」と少しでも感じたらそれは「かなりやばい」と思っていい。そんな時、この記事の方のように、上司から声掛けしてもらえたのならこれ以上ない喜びとして受け取って構わない。それはたとえ1週間というロングバケーションの提案でなかったとしても、単に「疲れてるんじゃないか?」という声がけは、疲れている人にとって有り得ないほどの効果のあるいわば褒美そのものである。

 

   だから、上司となる人が気をつけなればならない点は仕事の円滑化よりも、個人のメンタルのケアにこそある。この方が気づいたように、個の時代においては、それぞれがハイパフォーマンスを出すことが重要である。そのために必要な条件は人それぞれに異なっている。そこを見抜き、時には提案をし、つい仕事仲間が「頑張らないと」と肩肘はってしまっている状況に遭遇したとしたら、そこ出かけてあげるべき言葉は「頑張ってるね」という労いでもなければ、「君ならもっと頑張れる!」という発破でもない。愚痴を聞くなり、その人と無駄話をすることで、心を解し、解き明かし、その人が溜め込んでいる感情を解放して上げること。そうすることによって翌日のパフォーマンスを最大化することにこそ、あるのである。

 

それじゃぁまたね*˙︶˙*)ノ"


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