ムジカのぶろぐ。By @ryoushitsu

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いや、言葉が悪いな。

綴る。

 生活環境を変えること、

それは大変なパワーが伴う。

 もともと居た場所の誰もが、自分とは違う世界の人間となる。

そのことが意味することは、別れる人々の声、態度は

必ずしも自分にとって望ましいものではない、ということだ。

 

 「どうして」

 「なんで」

 「もったいない」

 「これからどうするの」

 

大抵がそういった否定的な言葉で埋め尽くされる。

しかもそれらは、言葉にならなくても、雰囲気で伝わってくる。

それがとても心に堪えるのだ。

 

簡単に言うと、疲れる。

 

 自慢じゃないが、今回が4回目の転職なので、

慣れていたと思っていた。(改めて言おう。自慢じゃないが)

 

この雰囲気は何度経験しても慣れないものだ。

 

 バイト先を変えるみたいに、パッと辞めることができれば

そういったナーバスな気分になる暇もなく、次にいけるのかもしれないが

転職、となると。やはり自分自身の居場所がなくなるわけで、

次の場所に移るということは、簡単に言うと、元の世界から消えるわけで。

 

「別に今生の別れじゃあるまいし」

 

そう思っていた。いや、今もそう思っている。

しかし、前職、前々職の人たちと交流しているか?と

問われると、。。。その結果ははっきりとしている。

 

一言で言うと。断絶である。

 

しかし、今回は、住む場所を変えるわけではないので、

それほど「今生の別れ」感は薄いのかなと思っているが

それすら、心の距離からすると、とてつもなく遠距離になるだろう。

 

 わたしからすると、もう心の中ではコロシテしまっているだろう。

それは、必要な手順。必要なプロセスなので、

わたしはそういうもの、と理解しているが。

 

 やはり、歳を取ったからなのか、子どもがいる年齢だからなのか、

はたまた、寒い季節だから、なのか。。。。

思うところがないわけではないが。

 

 はやくこの雰囲気を忘れたい、とすら思う。

人によっては、そういうものを引きずって、いや、言葉が悪いな。

 

そういうものを背負って、次に行く!というポジティブシンキングな

猛者もいるだろうが、わたしが転職や引越しをするときはきまって、

現在の人間関係のリセットがおもな目的だったりするので、

そういう判断ができないのがわたしの弱点といえば弱点ではある。

 

そうやって、不要なものを捨てて、切り離して。

新しい何かを得るために。必要な断捨離として。

 

わたしは、次はなにに、なるのだろう。

 

そんな気持ちをココに記しておくことにする。

それは悲観なのか感傷なのか。

はたまた、やせ我慢なのか。

 

どちらにしても、ここにいることがとても苦痛ではある。

肌がぴりぴりするくらいには。

 

それは逃避行なのか、適材適所なのか。

わたしは、自ら地獄の門を開けたのだと

そう思い込んでいるのである。

 

またね(了)