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投資嫌うが「住宅ローンという大ギャンブル」には能天気だった(幻冬舎ゴールドオンライン) - Yahoo!ニュース



リスクとリターンは投資だけではない。

この記事の言わんとするところを一言で言えばこうなるのではないか。人生における全ての選択は投資であり、投資である以上、そこにはリスクがあり、それを冒してでも得たいリターンがある場合は選ぶ、すなわち買いである。

そう出ない選択などない。この記事の冒頭にあったように、職場と家の距離問題は比較的分かりやすい投資である。近ければ健康面でのリターンは大きい。しかし家賃は都心部であれば高騰する。これがリスク。逆に遠ければ金銭面でのリターンを得ることが出来る一方で、健康面、とりわけ精神面のリスクを背負い込むこととなる。ウィークデー全てを投げ打つのだ。どれだけ人生に及ぼす部分が大きいかそれだけでわかるというものだろう。

 

この点についてのわたしの投資について考えたい。わたしは今年1月から転職によって職場まで45分かかることになった。幸運にも?自家用車の出勤が可能な場所にあるため、わたしは自家用車で毎日通っている。これが電車だったらと考えると恐ろしいところだ。前職は職場からすぐの所に暮らしていたので車で10分だった。それがおよそ4倍である。そらは明らかなリスクであった。ではなぜそのリスクを冒してまでその投資を行ったのか?それは次の言葉で表すことができる。①学びたいジャンルの勉強ができる ②過去のスキルを磨ける ③毎日好きな音楽を聴いてドライブが楽しめる

正直、①と②はこじ付けである。なんとなく、このままではダメだもっと勉強せねばという焦燥感があった。それは自分がこのまま何者にもなれずにただ歳をとるだけというそれはそれは恐ろしい未来に対する恐怖。それを今更と断じることは簡単だ。しかしわたしはそれを見過ごせなかった。引き返すなら早い方がいい。そう思った。その点については疑いようもないほど、わたしはすでに限界であった。まるで、ブラック会社に務めているんだが俺はもうダメかもしれないのマ男だ。なのでそこからドロップアウトすることはわたしの至上命題だったといっていい。だからそれが出来るなら正直どこでもよかった。そうなると、①でも②でも③でもなく、④番目の理由、前の職場からドロップアウトできる、というリターンこそが、今回得たわたしの最大のリターンだったわけだ。それだけ?と思うかもしれない。それだけである。それだけで、わたしは救われたのだ。さすがにあのままでは生きながらにして死んでいたリビングデッドになってしまうところであった。それを避けられたし、辞めてから再就職するまでの2ヶ月間、プチ引退も経験できた上に数百万の少ないながらも退職金まで頂けたのだ。これ以上を望むなというほうがおこがましいのである。

 

人生における全ての選択は投資である。リスクとリターン。そのふたつを天秤にかけた時、あなたが選ぶのは進むのか、戻るのか。2つに一つだ。立ち止まることは許されない。

 

それじゃぁまたね(了)