ムジカのぶろぐ。By @ryoushitsu

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【ブチギレ】キンコン西野が本当に許せないこと | 西野亮廣ブログ Powered by Ameba



西野さんの言い分はもっともだ。しかし。

ライターがとんちんかんな原稿を上げてきてそれがあまりにも酷いから物申すという内容です。確かにインタビューを受ける側は、それが世の中に出ることについての責任というか覚悟が求められる点から真剣勝負となる。それにもかかわらずその内容が歪曲されねじ曲げられたというのなら確かに腹立たしいだろう。それは事前に、念押しをした上での話であれば尚更ではある。しかし。確かに歪曲や誤認があったにせよわたしはどうしてもライターに同情してしまう。ライターは手を抜いたのか?いや、持てる力を総動員して書いたに違いない。相手はあの西野さんだ。緊張もしただろう。それでなるべく西野さんの発言にそって書いたつもりがどこかでねじ曲がった歪な仕上がりになってしまった。それはライターとしての技量のなさがそうさせてしまったのかもしれない。しかし、それでもらライター業をする者は、書くことが仕事なのだからそこに力不足こそあれ、怠慢はないのではないだろうか。それが本人の感情を逆撫でするということは実はライター業をする者にとって、多かれ少なかれ日常茶飯事だったりする。本人が書いた文章に、さらに上司のペン入れが入ったり編集長等からの意向が入る場合もある。それをしないで欲しいと事前に念押しされてもなお、それが、入ってしまうという事故は出版社が組織である以上、どうしてもどこかで起きてしまうと感じる。それをちゃんと事前チェックさせてもらった時に発覚したのだ。たしかに時間は無駄になったかもしれない。しかしそれはインタビュア側にも言える。これはインタビューをさせてもらうという上下関係がそうさせている。本人から直接お金を頂いて書いている訳では無いのなら、本来は対等であるべきだと私なんかは思う。時間は無駄になってしまった。それはライターにも当てはまる。ライターが捏造した結果、誰も幸せにならないというならば、この西野さんが激怒してお蔵入りさせたという判断もまた誰も幸せにしなかった。さらに、無関係であるはずの連載すら辞めようとする。それは本人の自由ではあるのだが、ややわたしはやりきれなさというか、どこかもやもやとしたものを感じてしまうのだ。わたしも昔若い頃はよく同じ理由で怒られたから……。そのライターさん、仕事失ったりしてないだろうか……。

 

それじゃぁまたね(了)