ムジカのぶろぐ。By @ryoushitsu

ムジカのキオク。♪note:https://note.com/ryoushitsumusica ◆YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCWvTBOe1O9GICLtyreUu-6Q

橋下徹氏、再度の時短営業要請をバッサリ「もう、我慢の限界。国民は従う必要がない時期に来ている」(スポーツ報知) - Yahoo!ニュース



もはや我慢の限界。生きていくための経済を、これ以上止めないで。

ここの議論は十分でない。感染者をこれ以上増やさないために経済を止めるか。感染者は増えることを黙認して経済を回すか。この点については大きな議論が交わされていい。確かに病院は逼迫するだろう。病院も慈善事業ではない。機器の在庫、病床の確保。働く人のマンパワーの限界もある。どこにクローズアップするかによって異なる。病院を壊さないためなら経済は停めなくてはならない。しかし、経済を停めたら、今度は人々は飢えしまう。貧困からくる自殺者は後を絶たない。それは肌感覚ではあるが、何かおかしいと感じていた。橋本氏が指摘した言葉で言い表された。コロナに対するルールがない。だからわたしたちは振り回されるのだ。Goto〜で経済は息を吹き返したかのように見えた。折しも鬼滅の刃がエンタメの魅力を呼び起こした。マスクをしながらも家から出て、映画館に足を運び、そこでたくさんの人と時間を共有するエンタメ。一種のライブステージさながらに、鬼滅の刃は人々の心を鷲掴みにした。映画館で映画を見るという行為すら、今の私たちにはご褒美になったのだ。それほど、コロナはあらゆる行動制限をわたしたちに課してきた。だから息苦しい。生き苦しい。Gotoで一瞬湧き上がった経済活性化は、また政治家のルールなき指示の元、かき消されようとしている。その休業要請は誰のためのものか。政府か?飲食店オーナーか?お客か?どれも違う。そこに運び込まれる重篤患者であり、それを支える病院である。重篤患者には高齢者が多いのだろうか。その辺の情報ソースはないので何ともいえないが、仮にそうだとしてそれは政治家にとっては上顧客である。自分の支持層の年代を捨ておくことなどできない。だから病院の味方をする。それは同時に今を一生懸命に生きる若い人たちを見捨てるという選択肢になりはしないか?高齢者も若い人たちもどちらも救う道など、もはやないのかもしれない。経済を回す高齢者もいるだろうが、それを大きく数で上回るのが名も無き一般市民。主に若い人たちであるにも関わらず。だから、もう我慢の限界だという表現はある意味で正しい。その声がなぜかネットやテレビでは聞こえてこない。サイレントマジョリティーをしていてはもはや私たちの生きる道はないように思える。それこそ、ベーシックインカムを導入するというウルトラCでもしない限りにおいて。以前、竹中氏は、年金や生活保護の制度を撤廃し、そこから得た財源で国民一人あたり7万円を毎月支給するというアイディアをぶち上げた。なるほど的を得ているように思えたそれはネットを中心にあらゆる否定の渦に巻き込まれた。だがここまでコロナとの戦いがルールなき無制限試合になってくるといよいよそれも現実味を帯びてくる。もしも、ベーシックインカムを、仮に年金制度や生活保護を残したまま行おうとすれば、今度は消費税をいまよりさらに上げなくてはならないという指摘もある。また一方で、法人税所得税を下げているにも関わらず税収の総額がほぼ同じだという。そのカラクリはまさに消費税増税である。企業を優遇して社員一人一人の給料が増えたのならいいのだが、昨今のリストラの話や、同一労働同一賃金関連の正社員の特権廃止の話、ボーナス全カットの話などを聞くに、収入は減る一方と考えた方が自然だ。その上で消費税を増税せよ、というのなら、それはまさに若い人たちにさらに貧乏になれ、ということと全くの同義である。それなのに、若い人たちの経済をとめようというのは、まさに一貫した話ではないか。若い人たちは貧乏になる試練をあたえても生きていられるだろうという魂胆が見えるような気分だ。一方の高齢者たちの命を守るため、さらには年金そのほかのあらゆる制度を死守して老後を悠々自適に過ごしてもおう、その生活水準を補償しようというのである。そうでなくてなにがコロナ対策か。コロナ対策は極論からいえば免疫力を高めればいい。そして、しっかりマスクをして、手洗いうがいをして、過ごせばいいだけだ。そこにどうして、夜の店の営業自粛があるのか。なぜ高齢者に夜間の外出禁止令を出さないのか?私たち若い人たちも感染はする。しかし無症状であることも多い(全部ではない)。今本当にやるべきなのは、勇気を持って政府の言う言葉を無視し、自らの免疫力を高めつつ、経済を回すことではないのか。全員がそうする必要はない。だが、全員が自粛させられる言われが無いのもまた事実だと私は思う。病院が医療崩壊してはいけないこともわかる。しかしそれは経済を止めて日本の息の根を止めることとはリンクしないはずだ。その視点を持った発言をしていく必要性を今強く感じる。なにも、国が言うことは全て正しいわけではないのである。

 

それじゃぁまたね(了)