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ジェフ・ベゾスが退任するアマゾン、その後継者に見る「クラウド企業」としての進化 | WIRED.jp



あらためて、Amazonってなんだろうと思う。

最初こそネットで本を買うことの出来るECサイトだった。そこから商品のラインナップは拡大し続け、今やあらゆる商品を取り扱う巨大なサイトになっている。Amazonとは何か。それは一言で言いあらわすことなど、できない。Amazonは好きか?と言われれば、わたしは首を横に降るだろう。Amazonが日本にやってきた頃、店頭に無いものはAmazonで買えばいいというイメージはあった。Amazonで買えば自宅に届けてくれる。あらゆる商品が揃っているのだから、個別にそれぞれ探すより手間が省ける。そして、かなり安い。そんな印象だ。だから使った。なんの悪びれもなく。悪びれる?ちょっと意味がわからない。だって、ECサイトだよ?使いたければ使えばいい。わざわざ出かけなくても買えるのだ。そこになんのデメリットがある?……いや、あるのだ。デメリット。よくよく検討したつもりが、実物を見て思っていたよりも魅力的でなく、ガッカリしたことはないだろうか。はたまた、よく見て、調べて買ったつもりが、私の家庭環境では上手く使いこなせない代物であることがわかって、お蔵入りすることはないだろうか。わたしはある。それも1度や2度ではない。それはAmazonが悪いのか?そうではないだろう。100歩譲ってAmazonに非があるのだとすれば、それは商品説明欄における説明の乏しさだ。それにしたって、その説明を付けたのはおそらく出品者である。まあ、大抵の場合、外国の、それも、日本語が怪しい感じのする説明文なんだけど。そんな怪しげな商品をなぜ買おうとするのか?それは安いからである。そして、痒いところに手が届くような商品だからである。つまり宝探しの気分で見つけた変わり種を買おうというのだ。失敗して当然ではある。そんないい物があれば今ごろ品薄になっているはずだ。NintendoSwitchみたいに。なってないのだとしたらそれはそういうこと。つまり粗悪品ということになるのだろう。わたしは粗悪品を売っているという意味で、Amazonが嫌いなのではないが、そういう体験を、Amazonはわたしに提供していることも事実だ。そのため、わたしは余程その商品に信頼がおけるものでなければ、ネットでは買わないようになった。NintendoSwitchですら、最寄りの家電量販店で買うことにしたわたしである。いま、わたしがネットでものを買う時は、Yahooショッピングに統一するようにしている。PayPayをよく使うのでPayPay払いができることがその1番の理由ではある。クレジットカードなんて、使いたくもない。支払い方法の選択肢が乏しいというのも、Amazonを使わなくなった理由のひとつではある。

ここまで、わたしとAmazonという関係性について述べてきた。しかし、Amazonとは何か。という問いに、この記事では、AWSの可能性であるとしている。AWSはあらゆるネットサービスの根幹を成すものだ。つい、Googleと混同してしまうが、まるで違う。我が家ではGoogleHOMEに馴染みがあるが、AmazonはAlexaだ。それらのネットサービスの根幹を担うシステム。私は詳しくは無いのでこのくらいにしておくけれど、AWSを使ったシステムを、日本政府も導入しようとしている事は知っている。GoogleAmazonApple、……Facebookこそないものの、いかにそれらの企業が巨大で、影響力を持っているのか?を肌身に感じてしまう。Amazonは、ECサイト最王手である。そんな表現に納得する人は少ないだろう。こんなにも、Amazonを身近に感じて、使っているにも関わらず。AmazonAWSである。Amazonがやってきた、もっと言えば、ジェフ・ベゾス氏がこれまで進めてきた事業はひとつの区切りを迎えたのではないだろうか。世界一の大富豪となったジェフ・ベゾス氏。それを支えた、Amazon。そして、未来を変えるAWS。そう言った関係性が見えた気がした。Appleスティーブ・ジョブズ氏が亡くなった時はとにかくショックだったが、ジェフ・ベゾス氏は亡くなったわけではないにせよ、Amazonという巨大企業におけるCEOの座を降りたということはそれほど私の中にショックを残さなかった。ただ、時代が変わったのだと、しみじみと感じてしまった。アリババのジャック・マー氏といい、ECサイトの経営者がその座を降りるというのは、なぜか、一抹の寂しさが漂う。繰り返すが、わたしは、Amazonは好きではない。そのもっとも大きな理由のひとつが、私たちの国を弱らせている原因のひとつだからだ。私たちから仕事を奪い、会社を疲弊させ、売上を下げさせ、わたしたちの所得を減らした。そして日本という国の国力を削いだ。経済的な発展を阻害した。そんな企業にわたしはお金を払いたくはない。Amazonが無くても、ほかのサービスで賄える。それなら、なるべく日本が潤う企業に、わたしは投資したい。AWSがなんだ。Amazonはわたしにとって、ある意味で敵なのである。あ、でも。わたしのいつもやってるオンラインゲームでも、AWSとか使ってそう〜。そ、それはわたしが選べる立場にないのでっ!ううー。こうやって、またAmazonに搾取されるのか……。

 

それじゃぁまたね(了)